【ブランド別キャリバー全部出し】クロノグラフの先駆者 BREITLING ブライトリング・キャリバーの系譜

01
記念すべき自社開発・製造キャリバー1号機
自動巻きとクロノグラフ機構とをモジュール化。それぞれが単独で取り外せ、組み立てやメンテナンスがしやすい設計に。可動式のリセットハンマーも新開発し、組み立て時の手作業による調整を不要に。
DATA：自動巻き。直径30㎜。47石。パワーリザーブ約70時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：クロノマット 44。ナビタイマー 01。トランスオーシャン クロノグラフ

B01 Chronoworks
ハイテク技術で高性能化を図る
Cal.01の改良型。地板とブリッジは摩擦係数が小さい窒化ホウ素セラミック製で、穴石の多くを不要に。脱進機に加え、主輪列もシリコンで造作。クロノグラフ中間車を特殊形状とし、抑えバネを無くした。
DATA：自動巻き。直径30㎜。38石。パワーリザーブ約100時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：スーパーオーシャン ヘリテージ 46 クロノワークス

B02
スペースウォッチの機能を継承
Cal.01を手巻き化し、時刻を24時間表示へと改良。1962年に宇宙に至ったクロノグラフ「コスモノート」の継承で、昼夜の判別もできない宇宙空間に対応するために作られた。
DATA：手巻き。直径30mm。39石。パワーリザーブ約70時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：ナビタイマー コスモノート。ナビタイマー コスモノート ブラックスチール

B04
モダンなGMT搭載キャリバー
Cal.01にGMTモジュールを追加。リューズ操作で主時針側を1時間刻みで動かせ、渡航先の時間に合わせられるモダンな設計だ。GMT針は24時間表示で、ホームタイムの昼夜の判別がしやすい。
DATA：自動巻き。直径30㎜。44石。パワーリザーブ約70時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：クロノマット 44 GMT。ナビタイマー GMT。トランスオーシャン クロノグラフ GMT

B05
24都市の時刻を一目瞭然に
Cal.01にワールドタイマーのモジュールを装着。時計を止めることなく、ダイヤル外周に置く都市名リング、時間目盛リングの同時切替が、リューズの前後の動きだけで可能とした唯一のクロノグラフ。
DATA：自動巻き。直径40㎜。56石。パワーリザーブ約70時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：トランスオーシャン クロノグラフユニタイム

B12
24時間表示の自動巻きクロノ
右端のB02と同じく、Cal.01ベースの24時間表示クロノだが、こちらは自動巻き。日付変更線を行きかう航空機パイロットにとって、出発地の昼夜が判別しやすい24時間表示が便利に機能する。
DATA：自動巻き。直径30㎜。47石。パワーリザーブ約70時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：アベンジャー ハリケーン。アベンジャー ハリケーン ミリタリー

B14
ブランドの歴史を伝える
クロノグラフ操作用の独立したボタンを発明した自社の歴史をオマージュしたワンプッシュ・クロノグラフ・キャリバー。Cal.01をベースとし、新開発の2層コラムホイールによって、ワンプッシュ化。
DATA：手巻き。直径30㎜。33石。パワーリザーブ約70時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：トランスオーシャン クロノグラフ1915

B20
チュードル設計の3針自動巻き
チュードルが設計したCal.MT5612のブライトリング仕様。パーツの製造と組み立ては、ブライトリング側が行っている。ベーシックな中3針の自動巻きで、ブライトリングでは数少ないフリースプラング。
DATA：自動巻き。直径30.8㎜。28石。パワーリザーブ約70時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：スーパーオーシャン ヘリテージⅡ42。スーパーオーシャン ヘリテージⅡ 46

B35
ワールドタイムを備えたノンクロノ
クロノ機能を持たない自動巻き。代わりにCal.B05と同じ機構のワールドタイマーを備える。Cal.01ベースでないことは、キャリバー直径の違いから明らか。ユニット化された自動巻き機構など一部を流用。
DATA：自動巻き。直径37㎜。41石。パワーリザーブ約70時間。毎時2万8800振動。
代表搭載モデル：ギャラクティック ユニタイム

B55
スマホと連携するデジアナ
ブルートゥースでスマホとつながるコネクテッド機能を装備。時計側で計測した様々な飛行データをスマホに転送でき、専用アプリを使い、大きな画面で設定・確認を容易にするプロ・パイロット仕様だ。
DATA：クォーツ。
代表搭載モデル：エクゾスペース B55