2019.06.06

ヴィンテージ感溢れる、ベル&ロス「ベリータンカー」の新作ブロンズモデル

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モデル名となった「ベリータンカー」とは何?


2017年に発表されたベル&ロス「ベリータンカー」の新作は、ブロンズケースを採用したクロノグラフだ。そもそも「ベリータンカー」とは何か?

その名は、第二次世界大戦時に活躍した戦闘機の腹部(=belly)に積んだ補助燃料タンク(空になったら落とし、飛行時間を延ばした)に由来する。戦後大量に払い下げられたベリータンクは、一見使い道のないようにも思えたが、その形状に興味をもつ人々が現れた。空力に優れたそのタンクをボディにして、エンジンを載せ、タイヤをつけたレース車両が、ボンネビル・ソルトフラッツ(=ユタ州の塩湖の跡にできた平原)で行われるスピードレースに持ち込まれ、ベリータンカー、レイクスターなどと呼ばれる超高速マシンとなったのだ。

これまでも、コンセプトバイクやスーパーカーのデザインを手掛けてきたベル&ロスは、そんなレースカー「ベリータンカー」の3Dデザインを2017年に考案。これにインスピレーションを受ける形で、同年にリニューアルした「ヴィンテージ」コレクションに、腕時計の「ベリータンカー」が誕生したというわけだ。

シースルーバックには、レーシングカーの「ベリータンカー」がプリントされている。

今回紹介する2019年の新作「BR V2-94 ベリータンカー」は、前モデルでステンレススティールだったケースの素材をブロンズに変更。安定化させイエロー味を帯びたゴールドのようなブロンズは、ゆっくりとした経年変化も楽しめる。こちらもブロンズ製のベゼルはアルミニウムをインサートし、モータースポーツモデルには欠かせないタキメーターを刻む。ダイヤルは黒、インダイヤルとレイルウェイ目盛りはゴールドとし、クラシックな二つ目クロノが、よりヴィンテージ感を高めるデザインとなった。

ゴールド&ブラックの組み合わせといえば、モータースポーツファンなら、70年代にフォーミュラレースを席捲した、タバコメーカーがスポンサードする車体のカラーリングを想起するだろう。クルマ好き&ヴィンテージ好きにうれしいモデルが誕生した。

ドーム型の風防もヴィンテージ感を感じさせる大きな要素だが、サファイアクリスタル製で反射防止コーティングも施され、ちゃんと現代的にアップデートされている。

BR V2-94 ベリータンカー ブロンズ/自動巻き。ケース径41㎜。ブロンズケース。カーフストラップ。100m防水。世界限定999本。62万円。

お問い合わせ先:ベル&ロス ジャパン℡ 03-5977-7759

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