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PANERAIの工房

2002年パネライは、自社製キャリバー開発を目的にスイス・ヌシャテルに自社房を開設。
そして2014年、ヌシャテルの丘陵地に新工房を建設し、開発・生産力を格段に増強した。
多彩になった自社製キャリバーに対応すべく、最新の設備と伝統技術とがここには融和する。

伝統的手組みを継承するコンプリケーション
分業制と自動化マシンを導入する一方で、コンプリケーション組み立て部門では伝統的な手組みを受け継ぐ。写真は、手作業による穴石のセッティング。熟練職人により穴石が1つずつ最適な高さで所定の場所に丁寧に入れられていく。

広大なる自社工房で厳格に製作される自社製キャリバー

湖を見下ろす新工房
ガラス張りのモダンな工房は、ファクトリー棟とオフィス棟で構成。ファクトリー部門では255名が製作に従事する。

量産性と高品質とをかなえる設備と技術

スイス時計産業の中心地の1つヌシャテルにおいて、2014年に完成した「オフィチーネパネライ マニュファクチュール」は、スイスでも最大規模を誇っている。その総床面積は、1万平米以上。毎年のように発表される自社製キャリバーの製造のほとんどが、ここで行われる。
最新の工作機械が整備され、地板とブリッジを高精度に切削加工している。ペルラージュ仕上げもCNCマシンで行い、ブリッジの面取りには2台のダイヤモンドカッターを導入。鋭利な刃先で美しい鏡面を得ている。
組み立て部門は、キャリバーの性格に合わせて2つのアトリエを構えた。1つはコンプリケーション部門。レガッタカウントダウン以上の複雑機構は、1人の技術者が責任を持って1つの時計を手組みしている。2つ目はいわば量産部門。ここでは分業制で組み立てられることに加え、様々な自動化マシンを導入。穴石のセッティング、注油といった繰り返し作業をマシンに委ねることで、品質の安定化を図っている。また脱進機の投影検査を全品に課しているのも、品質への強いこだわりだ。
こうして組み立てられたムーブメントは、ケーシングを経て品質検査部門へ渡される。すべてのパネライの腕時計は、ここで複数の防水検査や隅々に行き渡る外装チェックなど実に多くの検査を受け、高品質が保証され、ユーザーの元へと送られる。

最新マシンが高精度で切削
地板とブリッジは、工房内で自社製造。高性能マシンが正確に切削しているのに加え、独自のマシンを導入し、装飾仕上げも自動化。

クロノグラフは手作業で
自社製クロノグラフCal.P2004は、熟練の時計師が担当する。ピンセットで調整しようとしているのは、垂直クラッチ部分。

精鋭が揃うコンプリ部門
コンプリケーションの組み立て部門。大きな窓から注ぐ、豊かな自然光が彼らの手元を照らし、快適な作業環境が整えられている。

広々としたエントランス
工房の入口があるのは、オフィス棟側。広々としたエントランスが、訪問者を招き入れる。イタリアのブランドらしくインテリアも凝る。

ドライで行う耐圧テスト
時計を密封ケースに収め、内部の空気を加圧する耐圧検査。異なる2 つの条件が再現できる機能を持ち、ドライな状態で検査が可能。

防水性は徹底チェック
最終的な防水検査は、水中で行う。水に沈めた後、蓋を閉じて規定の水圧まで加圧する。パネライではスペックの+25%で厳しく検査。

外装の状態も測定機で検査
外装の検査員の目は厳しい。ルミノールを特徴付けるリューズガードは、閉める際に必要な力が適正値にあるか、圧力検査機で調べる。

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