2021.04.26

ゼニスの新作時計、進化したエル・プリメロに早くも大ヒットの予感【LVMHウォッチウィーク速報2021】

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進化したエル・プリメロに早くも大ヒットの予感

₁₀分の₁秒計測が完璧に目視できる新型エル・プリメロ₃₆₀₀を、初めてレギュラーモデルとして搭載した新コレクションが誕生!近年注力する”リバイバル”にも、魅惑の新作が新登場した。

10分の1秒でステップするエル・プリメロ3600

エル・プリメロは、時計ファンなら誰もが知るクロノグラフムーブメントの傑作である。その誕生₅0周年を迎えた2019年、ゼニスのアイコンは大きな進化を果たした。

センターのクロノグラフ秒針が10分の1秒刻みのステップ運針をしながら、10秒で1周する「エル・プリメロ3600」である。時刻表示の基本輪列を既存のエル・プリメロから流用しながら、クロノグラフ機構を一新。

ガンギ車の同軸上に大口径の筒カナを設置して、これとクロノグラフの水平クラッチとが連結する構造としたのだ。これで毎秒10振動で止まる・進むを繰り返すガンギ車の動きが、クロノグラフ秒針に伝達され、10分の1秒単位の目視を可能とした。

ハイビートクロノならではの精密計時能力を最大限に引き出したエル・プリメロ3600搭載機は、これまで限定モデルにしかなかったが、ついにレギュラーモデルにも登場。

その新シリーズ「エル・プリメロクロノマスタースポーツ」は、10分の1秒目盛りを刻んだブラックセラミックベゼルによるスポーティで精悍な外観が、クロノマスターとしては新鮮。バイヤーの間で、早くも高い評価を集めている。

また近年、ブランドの歴史を精査するゼニスは、いくつもの〝リバイバル〟モデルをリリースしてきた。今年も新たに発見された2つのダイヤルを再現。ブラウンのグラデーションと色調が異なる3色ブルーカウンターの新ダイヤルは、ファンには楽しみな新作だろう。

 

今回の一番人気はこのモデル!

発売中

クロノマスター スポーツ

エル・プリメロ3600を搭載した初のレギュラーモデル。センタークロノグラフ針の1/10秒ステップ運針を示すブラックのセラミックベゼルは、スポーツの名にふさわしく精悍である。インダイヤルは9時位置がスモセコ、6時位置が60分の積算計。サテンとポリッシュを組み合わせた3連ブレスも、新設計した。自動巻き。径41mm。SSケース&ブレスレット。116万6000円。問い合わせ:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス

エル・プリメロ3600は、大型のコラムホイールを採用。リューズのポジションも1段で日付、2段時刻の各調整に変更した。さらに輪列全体の駆動効率を高め、香箱も再設計し、60時間駆動を実現。

ダイヤルは3トーンカウンターはそのままに、ブラックとホワイトが用意され、それぞれラバーストラップ仕様も選べる。コーデュラナイロン調の型押しにステッチを施し、高級な印象に。各110万円。

 

都会に似合う無機質なグリーン

発売中

ビルのジャングルをさまよう₁/₁₀₀秒クロノの新たな装い

デファイ エル・プリメロ 21 アーバンジャングル

1/100秒クロノが、トレンド感のあるカーキグリーンに装った。セラミックによる無機質なグリーンが都会的。ダイヤルに見せる地板も、同色にコーディネートした。自動巻き。径45mm。セラミックケース。ラバーストラップ。170万5000円。

 

往年の航空機をダイヤルに映す

発売中

スターリングシルバーに潜む2つ目のエル・プリメロ

パイロット タイプ20クロノグラフ シルバー

2019年に3針モデルで発表された”シルバー”が、クロノグラフで再登場。ダイヤルは、リベット留めされた古の航空機の機体の様子が見事に再現されている。限定250本。自動巻き。径45mm。シルバーケース。カーフストラップ。115万5000円。

 

 

発売中

プロトタイプに終わった幻の3ブルーカウンター

クロノマスター リバイバル “マニュファクチュール エディション”

お馴染みの3トーンのインダイヤルが、色調の異なる3つのブルーに。これは日の目を見なかったプロトタイプの再現である。ゼニスのeコマースのみでの限定販売。自動巻き。径38mm。SSケース。アリゲーターストラップ。103万4000円。

エル・プリメロ消滅の危機を救うため、図面や工具を隠した屋根裏部屋から昨年、新たにプロトタイプのダイヤルが発見された。今回、その中の1つを復活させた。

 

発売中

A₃₈₅誕生時にあったダイヤルを現代に再現

クロノマスター リバイバル A385

人気のA385の新色は、ゼニスが1969年に時計界で初めて採用したという「スモークダイヤル」。ブラウンのグラデーションがシックで、今見てもスタイリッシュだ。自動巻き。径37mm。SSケース。上/カーフストラップ。93万5000円。下/SSブレスレット。96万8000円。

SPECIAL
INTERVIEW

ゼニスCEO
ジュリアン・トルナーレ氏

歴代クロノマスターのいいとこどりのデザイン

エル・プリメロ クロノマスター スポーツのデザインは、クロノマスターの歴代モデルから特徴的なディテールを抽出し、丁寧に組み合わせて完成しました。よってスーツにもカジュアルにも着けられるオーセンティックなスタイルとなったのです。新型エル・プリメロ搭載と相まって、発表するやいなや、私がこれまで経験したことがないほどの反響をいただきました。これはゼニスのみならず、時計界にとっても朗報です。

“スポーツ”の開発にはコレクターからの意見も聞き、歴代のクロノマスターから必要なエッセンスを選び、慎重に組み合わせたという。3トーンカウンターやブラックベゼル、ケース形状、針、インデックスなど外装のすべてが、過去のモデルからインスピレーションを得ている。

 

 

[時計Begin 2021 SPRINGの記事を再構成]

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