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2022.07.15
機能を追求したらこうなりました!ユンハンス「マックス・ビル」

ユンハンス マックス・ビル バイ ユンハンス クロノスコープ/針とインデックスの長さのバランスが、実に的確。大きく膨らむドーム型ダイヤルは、傾けても見やすい。その曲面に合わせクロノグラフ針を滑らかに曲げるなど、作り込みが丁寧だ。自動巻き。径40mm。SSケース。カーフストラップ。31万3500円。
ミニマルでリズミカルな機能美を湛えるダイヤル
バウハウスが提唱した形態は機能に従うという理念は、時計デザインにも多大な影響を与えた。そこで学んだマックス・ビルは、1956年からユンハンスのためにいくつもの時計をデザインした。
この”クロノスコープ”は、1961年の作品をベースに製作。細いバーインデックスと針とで構成されたダイヤルは、いかにもミニマルである。
しかし時針と分針、そしてそれらが指すインデックスが極端に長さを変え、リズミカルな印象を添える。それは、視認性を高めるための工夫。簡素ではあるが決して質素ではないのが、真の機能美だ。
バリエーション

マックス・ビル エディション セット 60/針を赤く染めた、主要モデルの3本をセットに。1060セット限定。63万8000円。
お問い合わせ:ユンハンス公式サイト
[時計Begin 2022 SPRINGの記事を再構成]