2021.04.27

モーリス・ラクロアといえば、やっぱりこの機能! Wレトロを超えたトリプルレトログラード

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文字盤上に針が6本!

ラクロアといえば、やっぱりこの機能
ダブルレトロを超えたトリプルレトログラード

あるスイス時計の中で、モーリス・ラクロアは稀有な存在といえるだろう。なぜなら、ジュラ地方セイネレジェに製造拠点(本社はチューリッヒ)を構えるこのブランドの創業は1975年。

時計業界で'70年代といえば、クォーツショックの真っ只中。高級時計の暗黒時代に、機械式中心の時計ブランドを立ち上げるド根性のスイス人は、まずいなかったからだ。それだけにスイス時計へのこだわりは強く、再び機械式が評価され始めると、低価格で高品質な複雑機能搭載モデルは、実力主義のドイツで人気が急上昇。

その勢いは日本にも押し寄せ、5つの針がセンター運針する多機能なファイブハンズで一躍有名に。もうひとつ、忘れてはならない名作が、12時位置で第二時間帯を、6時位置で日付表示をそれぞれ扇形で表示するダブルレトログラードだ。ここに紹介する新作は、そのダブルレトログラードに、さらに曜日表示のレトログラードを加えた、トリプルレトログラード!

これまでのダブルレトログラードモデルでも3時位置に扇形でパワーリザーブ計を置くものは存在したが、針が自動的に「ゼロ」に戻る3つ目のレトログラード機能が搭載されたのは同社初。ラクロアらしい多針モデルが、またひとつ誕生した。

モーリス・ラクロア
MAURICE LACROIX

ザ・トリプルレトログラード マスターピースコレクション
シルバーダイヤルにブルーの針が映える

4つの表示窓にクル・ド・パリ装飾を施すサンドブラスト仕上げのシルバーダイヤルには、ブルーの針が組み合わされる。自動巻き。径43㎜。SSケース。型押しのカーフレザーストラップ。62万7000円。問い合わせ:DKSHジャパン

右のシルバーダイヤルのほかに、アンスラサイトダイヤルにゴールドメッキの針を組み合わせたモデルも用意されている。価格は同じく62万7000円。

セリタ社製のSW200にSW400のローターをアレンジし、さらに自社製のML291モジュールを組み合わせている。

 

[時計Begin 2021 SPRINGの記事を再構成]

文・構成/市塚忠義

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