2021.11.25

A.ランゲ&ゾーネ伝説のトゥールビヨン角形カバレットで再び

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ダイヤルに手作業でダイヤモンド模様
伝説のトゥールビヨン角形カバレットで再び

時計好きの永遠の憧れ、トゥールビヨンの腕時計。その存在自体がレアだが、角形の搭載モデルとなると、さらに希少。ここに紹介するA.ランゲ&ゾーネの最新作は、数少ない角形の傑作トゥールビヨンだ。同社唯一の角形モデル、カバレットは1997年に登場。2008年、キャリッジ内にあるテンプをリューズを引いて停止させ、押し戻すと再び動き出すストップセコンド付きのトゥールビヨンを開発すると、このカバレット・コレクションから搭載モデルをリリースした。

今では伝説となっている時計だが、その後継機にあたる特別限定版が、この「カバレット・トゥールビヨン”ハンドヴェルクスクンスト”」。モデル名から分かるように、このモデルは、10年前に1作目が発表されたハンドヴェルクスクンスト・シリーズの7作目でもある。伝統工芸技術の凄さはダイヤルを見れば一目瞭然。18KWG製の文字盤にはハンドエングレービングでダイヤモンド模様を施し、さらに半透明のエナメル仕上げに。斜めから覗いた時の奥深さは、ハンパではない。ひたすら手間のかかった角形トゥールビヨン。手に入れられるのは30人だけだ。

秒単位で停止できるトゥールビヨン!

A.ランゲ&ゾーネ
A. LANGE & SÖHNE
カバレット・トゥールビヨン
“ハンドヴェルクスクンスト”
文字盤もムーブメントも見どころが満載!
搭載ムーブメント、自社製のキャリバーL042.1にもダイヤモンド模様が。洋銀製の4分の3プレート。総パーツ数は370個。パワーリザーブは完全巻き上げ状態で120時間。耐震機構付きのチラネジテンプで、毎時2万1600振動。ゴールド製の針とインデックスには、ロジウム仕上げ。世界限定30本。手巻き。29.5×39.2㎜。Ptケース。レザーストラップ。価格は要問い合わせ。問い合わせ:A.ランゲ&ゾーネ


リューズを引くと、V字形のバネが動き出し、3つあるキャリッジ側面のいずれかに1本のバネアームが当たると、テンプが止まる仕組みに。秒単位の正確さで停止できる。


アウトサイズデイトを取り囲む、ハンドエングレービングによるダイヤモンド模様。マシーンで、この立体感を実現することはできない。

 

[時計Begin 2021 autumnの記事を再構成]

文・構成/市塚忠義

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