オーデマ ピゲ史上、最も作るのがハイレベルなケース？「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」待望のSSケースモデル

sponsored by AUDEMARS PIGUET

時計愛好家の誰もが憧れるラグジュアリースポーツウォッチの頂点、ロイヤル オーク。ゴールドモデルより高価なSSモデルの誕生、そして成功は、これまでの常識を覆した。1972年の初代ロイヤル オークの伝説が今、オーデマ ピゲのもう一つの新定番であるCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲにおいても確立されようとしている。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの誕生は、2019年。コンプリケーションモデルまで含め、いきなり全12型のフルラインナップでデビューした新コレクションに、同メゾンの「本気」を感じた。しかしこの時、用意されたケースの素材は、ゴールドのみ。直線的なロイヤル オークのケースに対し、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲのケースは曲線と曲面で構成され、さらに丸型ケースに多角形のミドルケースも組み合わせている。

ゴールドよりはるかに硬いSSケースは、複雑なケース形状の実現が難しい。入り組んだ狭い部分を、ヘアラインやポリッシュなどで仕上げを変えることは、かなりハイレベルな技術を要するのだ。コレクションの誕生から、４年。ついにオーデマ ピゲは、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲに初のSSケースモデルを投入した。

実際、2023年の１月末にスイス本社で、このSSモデルが発表された際、「コレクション史上、最も製作が困難なケース」とアナウンスされた。他ブランドのように「お手頃なSSモデルもあります！」的な、簡単な話ではない。何よりロイヤル オークの伝説が証明しているように、高級SSモデルの成功は、長い歴史の中で築き上げた「ブランド力」をなくして、実現させることが不可能。そういった意味でも、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲのSSモデルは、同メゾンの集大成といっても、過言ではない。

SSケースの投入に伴い、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲは、新たなディテールも手に入れている。ダイヤルには、新たに繊細な凹凸が同心円状に広がる模様が与えられ、インデックスは、シンプルなバーインデックスに。リューズも溝の浅いタイプに変更され、ミドルケースがセラミックのモデルには、リューズにもセラミックのリングが組み合わされた。

パッと見ではわからないが、ダイヤル外周のベゼルにも手が加えられている。もともと５分間隔だったインナーベゼルの目盛りが、秒単位の細かい目盛りになっている。さらに、そのインナーベゼルは、これまでのゴールドモデルに比べ傾斜が緩やかになっており、ダイヤルとガラスのクリアランスがより接近したことで、表現豊かなダイヤルをより身近に感じることができる。

SSケースとしてリリースされたのは、全部で６型。３針タイプが３モデル、クロノグラフが３モデルとなる。３針、クロノグラフともにブルー、グリーン、スモークベージュダイヤルがラインナップし、ブルーとグリーンダイヤルにはフルSSケースが、スモークベージュダイヤルには、ミドルケースにブラックセラミックを組み合わせたSSケースが採用されている。

搭載されるムーブメントは、同メゾンが誇る自社製キャリバーだ。３針モデルには、パワリザーブ約70時間の自動巻きキャリバー4302、クロノグラフには垂直クラッチのキャリバー4401（写真上）が収まっている。新キャリバーではないが、自動巻きのローターが既存のものより開口部が大きく肉抜きされたものに変更され、慣性モーメントが高まったことで、巻き上げ効率が向上している点にも注目したい。

■３針モデルのラインナップ

■クロノグラフのラインナップ

お問い合わせ：オーデマ ピゲ公式サイト　TEL 03-6830-0000

オーデマ ピゲ日本特別サイト

文・構成／市塚忠義