2025.08.03

ダニエル・ロートから、レジェンド達の「絆」時計

【ダニエル・ロート/エクストラ プラット スースクリプション】1990年のオリジナルモデルのダブルエリプスのフォルムとサイズを守りつつ、ケースデザインにやや手を加え、厚さ7.7㎜に薄型化。手巻き。ケース38.6×35.5㎜。18KYGケース。カーフストラップ。3気圧防水。世界限定20本。4万5000スイスフラン。

時計師同士の絆、そしてメゾンとショップの絆も繋ぐ

ダニエル・ロートの復活第2作「エクストラ プラット スースクリプション」の取り扱いが、アワーグラス銀座で始まった。復活プロジェクトを手掛ける「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の創業者兼マスター・ウォッチメーカーミシェル・ナバス氏は、同店を訪れた際、こんな話を聞かせてくれた。

搭載する超薄型のDR002ムーブメントは「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」で組み立てられる。

18Kゴールド製文字盤のクル・ド・パリ装飾も同工房で一人の技術者が手作業で仕上げている。

搭載する超薄型のDR002ムーブメントは「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」で組み立てられる。
18Kゴールド製文字盤のクル・ド・パリ装飾も同工房で一人の技術者が手作業で仕上げている。

 

「時計学校を卒業後、ジュウ渓谷の有名ブランドに職を得ましたが、ロートさんがブレゲ立ち上げのために退社した欠員補充だったのです。彼が使っていた作業デスクで、世界初のトゥールビヨン腕時計も組み立てました」

左がミシェル・ナバス氏、右がエンリコ・バルバシーニ氏。二人でロート氏の自宅を訪ねることも。

この時既にロート氏とナバス氏は見えない絆でつながっていたのだ。復活プロジェクトの挨拶に訪ねたのが初対面だったが、すぐに意気投合。

じつは1994年から2000年にかけて、ザ アワーグラスジャパンがダニエル・ロートの日本に於ける輸入総代理店だった時期がある。今回のモデルは、その絆までも復活させた‼

ダニエル・ロート 公式サイト

[時計Begin 2025 SUMMERの記事を再構成]

※表示価格は税込み