徹底分析して判ったオリエントスター2大新作の魅力
大人気の「オリエントスター」より、伝統的な46系ムーブメントの最新型を搭載した新作が登場。いずれも高精度、高機能なうえ、トレンドを盛り込んだコンテンポラリーと歴史を受け継ぐクラシックとが、腕もとで異なる個性を発揮する!
写真/谷口岳史 文/岡崎隆奈
大人気の「オリエントスター」より、伝統的な46系ムーブメントの最新型を搭載した新作が登場。いずれも高精度、高機能なうえ、トレンドを盛り込んだコンテンポラリーと歴史を受け継ぐクラシックとが、腕もとで異なる個性を発揮する!
写真/谷口岳史 文/岡崎隆奈
大人気の「オリエントスター」より、伝統的な46系ムーブメントの最新型を搭載した新作が登場。いずれも高精度、高機能なうえ、トレンドを盛り込んだコンテンポラリーと歴史を受け継ぐクラシックとが、腕もとで異なる個性を発揮する!
写真/谷口岳史 文/岡崎隆奈
新ムーブメントを採用した新作は、文字盤の9時位置から6時位置のスモセコ部分までの内部機構の一部が見えるオープンワーク仕様。12時位置には50時間巻きの残量を示すパワーリザーブインジケーター。自動巻き(手巻き付き)。径41㎜。SSケース&ブレス(SUS316L)。5気圧防水。シースルーバック。15万円(RK-HJ0003Bブラック文字盤は15万5000円)。
トレンドを取り入れつつ
機能・デザインにもこだわりが
オリエントスターの新作「スリムスケルトン」は、ブランドの特徴の一つであるスケルトンデザインを採用。文字盤のオープンワークより搭載ムーブメントの動きが楽しめ、機械式時計の魅力を堪能できる。その内部機構には、自社で開発した46系F7の新型ムーブメントを採用。これによりいっそう精度が向上し、パワーリザーブも50時間へとアップした。さらに、ケースを文字盤側から裏蓋側にかけて絞った“テーパードバック”と呼ばれる形状とし、手作業によるザラツ研磨とヘアライン加工を巧みに使い分けることで、スタイリッシュな外観を獲得することに成功しているのだ。このほか、よりシンプルで実用的なデイト付きモデル「スリムデイト」もおすすめだ。
オープンワークをなくした日付表示タイプ。深みのあるブルー文字盤に、パワーリザーブ表示とスモールセコンドがバランスよく並ぶ。オン・オフを問わず使いこなせるユーティリティの高さが魅力となる。3時位置に日付表示を装備。自動巻き(手巻き付き)。径40㎜。SSケース&ブレス(SUS316L)。5気圧防水。シースルーバック。12万円。
デイト付きモデルでもブラック文字盤を用意。
いっそう精悍で洗練された雰囲気に。
価格は同じ12万円。
"チャビー"の愛称であるインデックスに伝統とモダンな要素を加え、性別や年齢を超え着用できる親しみやすさを演出。50時間パワーリザーブの新ムーブメント46系F6-50搭載。自動巻き(手巻き付き)。径38.7㎜。SSケース。レザーストラップ。5気圧防水。8万円。ピンクゴールド色 めっきモデル、SSブレスモデルは各8万4000円。
デイリーユースに適した
伝統と温もりの融合
オリエントスターのクラシックシリーズに加わったのが「ヘリテージゴシック」。1950年代から脈々と受け継がれてきたクラシカルな文字盤・ケース仕様が再現されている。一方で、古典をそのまま踏襲するのではなく、爽やかなネイビーカラーのアラビア数字をはじめ、モダンな要素を盛り込むことにより、伝統と親しみやすさ(温かみ)が融合したデザインに仕上げた。さらに、50時間パワーリザーブに進化した46系ムーブメントのほか、視認性の高い無反射コーティングのサファイアクリスタル、プッシュ三つ折れ式のバックル付きストラップなど、現代的な装備を満載して実用性もしっかり考慮。日常使いに最適な究極のヴィンテージ風モデルといえそうだ。
リニューアルを遂げたクラシックシリーズの中3針モデル。ローマンインデックス、メガネ針、文字盤中央の装飾などは継承しながら、パワーリザーブ時間が40時間から50時間に向上。12時位置にパワーリザーブ表示、3時位置に日付表示を備える。自動巻き(手巻き付き)。径38.7㎜。SSケース。レザーストラップ。5 気圧防水。シースルーバック。7万9000円。
ホワイト文字盤のほか、ネイビー文字盤もラインナップ。クールで洗練された雰囲気が漂う。
7万4000円。