今、買いの「復刻ウォッチ」5連発！【一生モノとその理由】

ZENITH(ゼニス)
エル・プリメロ A384 リバイバル
1969年に誕生した、世界初の毎時3万6000振動のクロノムーブ「エル・プリメロ」搭載機種を完全復刻。ケース形状などを忠実に再現しつつ、最新のサファイアクリスタル風防を採用。自動巻き。径37㎜。SSケース。アリゲーターストラップ。5気圧防水。82万円。お問い合わせ先：LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス

エル・プリメロは現代スポーツクロノの基礎になった名作。本作では最新技術でオリジナルを解析する「リバースエンジニアリング」が用いられ、すべての部品をデジタル化して再生。キャリバーは最新版のエル・プリメロ400を搭載。

LONGINES(ロンジン)
ヘリテージミリタリー
ロンジンが1940年代に英国空軍に納入していた航空時計を、ケース径6㎜アップで復刻。経年変化で生じた文字盤の微細な斑点まで再現されている。自動巻き。径38.5㎜。SSケース。カーフストラップ。3気圧防水。25万3000円。お問い合わせ先：ロンジン

ロンジンはかつて世界的な軍用時計サプライヤーとして活躍し、当時のモデルは今なお高い人気を誇る。復刻モデルはオリジナルの手巻き式を自動巻きに替え、機能性の向上が図られているが文字盤にAutomaticの記載はなし。徹底して当時の意匠が尊重されている。

TAG HEUER(タグ・ホイヤー)
ホイヤー
モナコ キャリバー11 クロノグラフ
1969年に、ホイヤー社と他のウォッチブランドが共同開発した世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載の機種を復刻させ進化した現行モデル。自動巻き。ケース39×39㎜。SSケース。カーフストラップ。100m防水。63万円。お問い合わせ先：LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー

オリジナルは映画『栄光のル・マン』でＳ・マックイーンが着用したことでも有名。当時の「HEUER」ロゴは現行版でも踏襲されている。

HAMILTON(ハミルトン)
カーキ フィールド メカ
ハミルトンが1940年代に米軍に納入していた制式ウォッチの直系機種。反射を抑えるためのサテンフィニッシュや24時間表示のダブルインデックスなど、本格仕様を満載。手巻き。径38㎜。SSケース。テキスタイルストラップ。5気圧防水。5万8000円。お問い合わせ先：ハミルトン／スウォッチ グループ ジャパン

ハミルトンは創業当初から鉄道や航空など、公的機関用の時計を幅広く製作。米軍モデルはその集大成で、朝鮮戦争でも使用された。

GLASHÜTTE ORIGINAL(グラスヒュッテ・オリジナル)
SeaQ 1969
同社の前身企業が1969年に製作したダイバーズモデルを復刻。往年の外観はそのまま、ISO（国際標準化機構）6425、DIN（ドイツ工業規格）8306、2つの潜水時計規格に準拠。世界限定69本。自動巻き。径39.5㎜。SSケース。ラバーストラップ。20気圧防水。102万円。お問い合わせ先：グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座

同社は旧東ドイツのグラスヒュッテで国営化されていた時計企業が復興、改名したブランド。当時からの高精度な傑作が現代的に進化。