2023.07.05

ワールドワイドな時計用語解説事典:腕時計の外装用語(英語/フランス語):その4「文字盤」

時計を語る上でルックスの好き嫌いはハズせない重要事項。そこで必要となる基本ワードが外装関係の単語だ。これら主要名詞が分からないようでは、会話にもなりにくい。そこで腕時計のキャラクターに深く関わるケース形状や素材、文字盤、ストラップに針のことを、一気におさらいしよう。超基本的なことだが海外ショッピングでもココがキモになることは確実だ!

文字盤

文字盤

[英]Dial(ダイアル)
[仏]Cadran(カドラン)

時刻表示を受け持つ板状パーツ。昨今の主流素材は真鍮であり、プレス加工にて打ち出されメッキや塗装処理が施される。時計の「顔」となる重要部品。

 

【文字盤の種類】

ギョーシェ
文字盤に機械及び手彫りにて施す装飾。光の反射を抑え視認性を高める効果も併せ持つ。

マザーオブパール
白蝶貝など真珠を作り出す貝殻を削り出し文字盤にしたもの。光により虹色を描く。

クロワゾネ
金線にて描いた図案にエナメル剤を塗布し焼き付ける技法。日本では有線七宝と呼ぶ。

ホーロー
漢字では琺瑯で、金属などの表面にガラス質の釉薬を塗りつけ高温で焼き上げたもの。

<b><big>ギョーシェ</b></big><br>文字盤に機械及び手彫りにて施す装飾。光の反射を抑え視認性を高める効果も併せ持つ。
<b><big>マザーオブパール</b></big><br>白蝶貝など真珠を作り出す貝殻を削り出し文字盤にしたもの。光により虹色を描く。
<b><big>クロワゾネ</b></big><br>金線にて描いた図案にエナメル剤を塗布し焼き付ける技法。日本では有線七宝と呼ぶ。
<b><big>ホーロー</b></big><br>漢字では琺瑯で、金属などの表面にガラス質の釉薬を塗りつけ高温で焼き上げたもの。

 

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[時計Begin 2023 Winter & Springの記事を再構成]