2023.09.22

ロイヤル オークとロイヤル オーク オフショアが急接近! オーデマ ピゲの2大モデルを繋げたマシュー・ウィリアムズとのコラボレーション

sponsored by AUDEMARS PIGUET

AUDEMARS PIGUET × 1017 ALYX 9SM

AUDEMARS PIGUET × 1017 ALYX 9SM

新たに発表された1017 ALYX 9SMとの限定コラボレーションモデル。

ラグジュアリースポーツウォッチの先駆けとして、1972年に誕生したオーデマ ピゲの代表モデル「ロイヤル オーク」。その普遍の名作にボリュームを持たせ、エクストリームスポーツウォッチとして1993年に誕生したのが「ロイヤル オーク オフショア」。一見すると同じように見える二大傑作だが、この2つのコレクションの違いは、ディテールを見れば明確である。

スポーツウォッチとしては薄型な「ロイヤル オーク」のケースに対し、「ロイヤル オーク オフショア」のケースにはやや厚みを持たせている。オフショア=沖ということからも分かるように、防水性をより高めているからだ。「ロイヤル オーク」の防水機能が50m標準なのに対し、「ロイヤル オーク オフショア」は100m防水が標準となる。

また「ロイヤル オーク」最大のアイコンである8角形のベゼル形状も、「ロイヤル オーク オフショア」ではよりダイナミックに進化しており、厚みや幅も増している。これまで、この2つのモデルが同じデザインを採用することはなかったが、今回初めて、同じデザインコンセプトを持つ新作が同時にリリースされた。それがここに紹介するファッションブランドとのコラボレーションによる限定モデルだ。

1017 ALYX 9SMのデザイナー、マシュー・ウィリアムズとは?

マシュー・ウィリアムズ

いま最も影響力のあるデザイナーの一人、マシュー・ウィリアムズ。

時計に限らず、これまでのルールを覆す時というのは、「現状のままだと成長が見込めない」もしくは「超ビッグネームの参加」のどちらかであることが多い。「ロイヤル オーク」も「ロイヤル オーク オフショア」も、いま最も手に入りにくい時計と言われるように、セールスに関して不安な要素は微塵もない。つまり今回の「初の試み」は後者、大物デザイナーがプロジェクトに参加したことから実現した。

その人物とは、シカゴ出身のデザイナー、マシュー・ウィリアムズ。レディー・ガガやカニエ・ウェストとの仕事で才能を開花させた彼は、34歳の若さでジバンシィのクリエイティブディレクターに就任。2015年に、自身のブランドとなる「1017 ALYX 9SM」を立ち上げると、ナイキやモンクレールなどとのコラボレーションを成功させ話題を集めた。

ストリートからラグジュアリーまで、幅広く活躍するデザイナーにとっても高級時計メゾンとのコラボレーションは初。「このようなコラボレーションは別の分野のエクセレンスを身近に知るチャンスを与えてくれます」と語っているように、オーデマ ピゲとの共同作業が大きな刺激になったことは間違いなく、その鋭い感性が存分に発揮されたことは、時計を見れば明らかであろう。

世代や性別を超越したオーデマ ピゲの定番モデル

ロイヤル オーク クロノグラフ(径41mmモデル)。

ロイヤル オーク クロノグラフ(径41mmモデル)。

ロイヤル オーク オートマティック(径37mmモデル)。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ(径42mmモデル)。

ロイヤル オーク オートマティック(径37mmモデル)。
ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ(径42mmモデル)。

 

「ロイヤル オーク オートマティック」は194本
「ロイヤル オーク クロノグラフ」は202本
「ロイヤル オーク オフショア」は各76本の限定モデル

限定モデル

「ロイヤル オーク オートマティック」。15550BA.OO.1356BA.02。自動巻き。径37mm。18KYGケース&ブレスレット。913万円。

ここに紹介するコラボレーションの限定モデルは4本。「ロイヤル オーク」からは、3針のオートマティックの37mmモデルとクロノグラフの41mmモデルで、ともに18KYGケース&ブレスレット。「ロイヤル オーク オフショア」からは42mmモデルのクロノグラフで、18KYGケースと18KWGケースが用意されている(ここには紹介していないが、「ロイヤル オーク クロノグラフ」のユニークピースとなるコンビ仕様も発表されている)。

4つのモデルに共通するのは、シンプルを極めたダイヤルとワントーンに仕上げを揃えたケースとブレスレットだ。オーデマ ピゲとして初めてとなる異なるコレクションの「同デザインで同時発表」。コラボレーションの新作はすべて限定モデルとなり、「ロイヤル オーク」は世界位限定194本、「ロイヤル オーク クロノグラフ」は世界限定202本、「ロイヤル オーク オフショア」の2本は、それぞれ世界限定76本のみの生産となる。

イエローゴールドモデル3本とホワイトゴールド1モデル

「ロイヤル オーク クロノグラフ」。26240BA.OO.1320BA.01。自動巻き。径41mm。18KYGケース&ブレスレット。1122万円。

「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」。26238BA.OO.2000BA.01。自動巻き。径42mm。18KYGケース&ブレスレット。1380万5000円。

「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」。26238BC.OO.2000BC.01。自動巻き。径42mm。18KWGケース&ブレスレット。1380万5000円。

「ロイヤル オーク クロノグラフ」。26240BA.OO.1320BA.01。自動巻き。径41mm。18KYGケース&ブレスレット。1122万円。
「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」。26238BA.OO.2000BA.01。自動巻き。径42mm。18KYGケース&ブレスレット。1380万5000円。
「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」。26238BC.OO.2000BC.01。自動巻き。径42mm。18KWGケース&ブレスレット。1380万5000円。

 

クロノグラフなのにインダイヤルがない!?

クロノグラフなのにインダイヤルがない

クロノグラフのインダイヤルはデザインされておらず、針だけが際立つ仕様に。

コラボレーションによって誕生したスペシャルなディテールにも注目して欲しい。最大の特徴は、やはりダイヤルであろう。縦方向にヘアラインの入るダイヤルには、秒のインデックスはおろか、アワーマーカーすら存在しない。そこにあるのは両者のブランド名と針だけ(オフショアにはデイト表示が入る)。クロノグラフに関しては、積算計などのインダイヤルも搭載していない。その徹底ぶりからも、この4本がいかに特別なモデルなのかが分かるだろう。

特別仕様は、ダイヤルだけではない。搭載するムーブメントにもコラボレーションの証となる特別な回転ローターが採用されている。37mmの「ロイヤル オーク オートマティック」には2022年にファミリーに加わったばかりのキャリバー5909を搭載。41mmの「ロイヤル オーク クロノグラフ」には一体型のクロノグラフ・ムーブメント、キャリバー4409、2本の「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」にはデイト表示を加えたキャリバー4404が収まっており、いずれもローターにはシグネチャーのロゴがエングレービングされている。

かつてない「特別仕様」のディテールに注目

ダイヤル6時位置には、トランスファー印刷によるシグネチャーロゴが入る。

オーデマ ピゲのロゴは、レギュラーモデル同様にゴールド無垢のアプライド仕様。

(ローターには1017 ALYX 9SMのロゴと、お約束のグラム表記&ニュートン表記が。)

ダイヤル6時位置には、トランスファー印刷によるシグネチャーロゴが入る。
オーデマ ピゲのロゴは、レギュラーモデル同様にゴールド無垢のアプライド仕様。
(ローターには1017 ALYX 9SMのロゴと、お約束のグラム表記&ニュートン表記が。)

 

オーデマ ピゲの“感性”が分かるコラボレーションの数々

オーデマ ピゲはこれまで、多くのアーティストやミュージシャン、トップアスリートとコラボレーションを実現させ、あらゆる角度から「ロイヤル オーク」や「ロイヤル オーク オフショア」の魅力を発信し続けてきた。世界のセレブリティたちに愛され、さまざまな限定モデルが生まれてきた歴史を振り返ってみよう。

グラミー賞受賞のラッパー、ジェイ・Zとのコラボモデルは2005年に誕生。

アーノルド・シュワルツェネッガーとコラボしたモデルは、48mm径と巨大であった。

女子テニス最強プレーヤー、セリーナ・ウィリアムズは試合中も時計を装着。

グラミー賞受賞のラッパー、ジェイ・Zとのコラボモデルは2005年に誕生。
アーノルド・シュワルツェネッガーとコラボしたモデルは、48mm径と巨大であった。
女子テニス最強プレーヤー、セリーナ・ウィリアムズは試合中も時計を装着。

 

オーデマ ピゲを“体感”できる施設に行こう!

オーデマ ピゲの時計の良さは、実際に見てこそ分かるところが多い。そして現在、オーデマ ピゲを身近に感じることができる特別なイベントが実施されている。東京・原宿に新たにできた「AP LAB Tokyo」では、機械式時計の歴史や仕組みが体験でき、銀座にあるブティックでは「ロイヤル オーク オフショア」30年のアーカイブを展示している。時計を販売するだけでなく、時計を深く理解できるイベントに力を入れていることにも、トップブランドとしての使命感の高さが感じられる。

■「AP LAB Tokyo」

AP LAB Tokyo

機械式時計の時計師に必要な要素を、ゲーム感覚で学ぶことができる「AP LAB Tokyo」のフロアは2つ。1階のメインフロアでは、5つのゲームが待っている。すべてのゲームをクリアすれば、2階のマスタークラスに進むことができ、本物の時計師とともに時計装飾(サテン仕上げやポリッシング、ペルラージュ仕上げなど)を、実際に技術体験することができる。

「AP LAB Tokyo」概要

所在地:東京都渋谷区神宮前5-10-9
問合せ:03-6633-7000
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週火曜日
入場無料(予約優先、予約無し入場も可能)
予約はこちらから>>>

ゲーム感覚で楽しめるコンテンツ

1階のメインフロアには、5つのテーマのゲームが用意されている。

手先の感覚を呼び覚ます、時計の素材あてゲーム。

ゲームをクリアして、最上階で職人技にチャレンジ!

1階のメインフロアには、5つのテーマのゲームが用意されている。
手先の感覚を呼び覚ます、時計の素材あてゲーム。
ゲームをクリアして、最上階で職人技にチャレンジ!

 

「ロイヤル オーク オフショア 30年の歩み」

ロイヤル オーク オフショア 30年の歩み

1993年に誕生し、今年30周年を迎えたロイヤル オーク オフショア。オーデマ ピゲ ブティック 銀座の地下1階では現在、「ロイヤル オーク オフショア 30年の歩み」展を開催中だ。個人所有の「ロイヤル オーク オフショア」と入手したストーリーを紹介するもので、レアモデルを含んだ約20点の品々が展示されている。

「ロイヤル オーク オフショア 30年の歩み」概要

所在地:東京都中央区銀座6-5-13 オーデマ ピゲ ブティック 銀座B1F
期間:~2023年12月末まで
営業時間:12:00–19:00(18:00最終受付)
入場料:無料(事前予約優先)
問合せ:03-6830-0788
予約はこちらから>>>

お問い合わせ:オーデマ ピゲ公式サイト
※表示価格は税込み。時計の価格は9月22日現在のものです。

文・構成/市塚忠義