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2025.05.25
〔全6回 特別連載企画〕ブランパンを、もっと。vol.6
sponsored by BLANCPAIN
第6回 ブランパンと暮らしの芸術
腕時計というパートナーとともに過ごす至福の時間。ブランパンが考える、心を豊かにする暮らしとは。
見るものを魅了するモノづくりの価値観
ブランパンが290年の歴史を通して守り続けるオートオルロジュリー(高級時計製造)。フランスに17世紀から根付くオートキュイジーヌ(伝統的な宮廷料理)。この2つの世界は、究極のモノづくりという点で、共通の価値観を持つ。ブランパンはミシュランガイドのグローバルパートナーを務めており、世界有数のシェフ達をブランドフレンドとして迎えている。「ワールド・ベスト・シェフ」を受賞したフレディ・ジラルデ氏に始まり、ジョエル・ロブション氏など、友情の輪を繋げればミシュランの星の数は100以上。ブランパンが実践する“暮らしの芸術”とは、真の心の豊かさである。
見えない努力の積み重ね
見た目にも美しい高級美食の世界。テーブルに並ぶ前に、どれほどの時間をかけて準備をしているのか、それはシェフのみが知るところ。見えないところまで磨き上げる時計職人の仕事ぶりと重なる。
一流シェフの腕元を飾るブランパン
歴史に甘んじることなく、常に挑戦を続けてきたブランパンのモットーは「革新こそ伝統」。その情熱に心打たれる、料理人は多い。スペイン人シェフのマルティン・ベラサテギ氏やフランス出身のジュリアン・ ロワイエ氏、15 年連続ミシュラン3つ星に輝く日本人シェフ松尾英明氏など、世界で活躍するシェフの腕元にブランパンの時計が輝く。
■ブランパンの2025最新作
ダイバーズウォッチの原点に捧げる、艶めく42㎜
「フィフティファゾムス オートマティック 42㎜」
ブランパンを代表するダイバーズウォッチ、「フィフティ ファゾムス」の代名詞といえば、サファイアによる艶やかな回転ベゼル。その“ツヤツヤ具合”を、さらに強調するポリッシュドスティールのモデルが加わった。この新作は2023年の限定モデル、フィフティファゾムス70周年記念Act 1、そして昨年発表されたサテン仕上げのグレード23 チタン&レッドゴールドモデルに続くもので、待ちに待った待望のSSモデル。小ぶりなケース径42㎜で、1953年の初代フィフティファゾムをオマージュする。Ref. 5010 1130 71S。自動巻き。径42.3㎜。30気圧防水。5日間パワーリザーブ。268万4000円。
300mの防水性能を持ちつつも、ケースバックにはサファイアクリスタルを採用し、ムーブメントを確認することが可能。搭載するのは、2007年に発表した傑作キャリバー1315。3つの香箱を直列に配置し、約5日間のパワーリザーブを約束する。またシリコン製ひげゼンマイによって耐磁性能も備わっている。NAC処理を施した18Kレッドゴールド製のローターデザインは、1953年初代の特徴的なデザインを再現している。
文・構成/市塚忠義