Seiko Diver’s Watch 60周年特別企画　第二回　セイコーダイバーズのラインアップ

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前編　セイコー プロスペックス「ダイバースキューバ」

誕生60周年を迎えたセイコーダイバーズ。その系譜を受け継ぐセイコー プロスペックスのダイバーズウオッチは２つに大別される。「ダイバースキューバ」と「マリンマスター」である。前編ではダイバーズウオッチとしての実用機能と、あらゆるシーンにマッチするデザインを華麗に融合させた「ダイバースキューバ」の主力ラインアップを紹介する。

王道の1965 ダイバー

1965 メカニカルダイバーズ

セイコーダイバーズが60年にわたって愛されてきたのには、誕生初期に2つの魅力的なデザインを世に送り出したことも大きい。ひとつはもちろん、国産初のダイバーズである1965メカニカルダイバーズだ。未知なる深海に対応すべく、視認性、堅牢性、安全性などをピュアに追求したデザインは、今に続くダイバーズの王道。完成度の高さから、現在のプロスペックスにはその初代のデザインを受け継ぐモデルが多数存在する。

【ダイバーズ 1965 ヘリテージ SBDC197】

SBDC197。径40㎜。自動巻。SSケース。300m空気潜水用防水。17万6000円。

受け継ぐデザイン

ケースはもちろん、3 時位置りゅうずや、太い針、大ぶりな角型インデックスなど1965 メカニカルダイバーズのシンプルながら王道のデザインを踏襲しつつ、ディテールを細やかにアップデートし、現代のプレミアムスポーツウオッチにふさわしい高級感ある佇まいに仕上げた。

進化するスペック

空気潜水用ダイバーズとしてセイコーで最高スペックの300m防水を実現し、搭載するCal.6R55は3日間(約72時間)持続。新開発のブレスレットは短い駒ピッチで装着感は格別だ。性能面も大幅スペックアップし、自らのダイバーズの原点を正統的に進化させた姿がここにある。歴史を切り拓いた初代のデザインを、より洗練されたスタイルに。 オーセンティックなダイバーズを求める人におすすめだ。

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Color Variation

鮮やかなブルーダイヤルを採用したSBDC195。17万6000円。

革新の1968 ダイバー

1968 メカニカルダイバーズ

1965 ダイバーと並ぶ、セイコーダイバーズのもうひとつのデザインアイコンが1968 ダイバーだ。初代は300m防水実現のため、画期的なワンピースケースを採用し、りゅうずは手首と干渉しないよう、大胆にも4時位置に移動。しかも搭載していたのは当時世界最高水準の10振動ムーブメント。デザイン、機能ともセイコーの革新性を象徴する存在と言える。プロスペックスは、この名作の現代デザインも多彩に展開する。

【ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT SBEJ029】

SBEJ029。径42㎜。自動巻。SSケース。300m空気潜水用防水。24万7500円。

伝説のデザインコードにGMT機能をプラス

革新的な形状の1968 メカニカルダイバーズのデザインコードを継承しながら、本モデルは第二時間帯を表示するGMT機能まで搭載し、ベゼルには艶やかなセラミックスをセット。ケースやブレスレットには独自開発の表面加工が施され、美しい輝きが維持される。純粋なダイバーズウオッチとしてはオーバースペックと感じるかもしれないが、だからこそ1968 ダイバーらしい革新を存分に味わっていただけるモデルだ。

ブルー×ホワイトの爽やかなコンビネーション

マリンスポーツのあるライフスタイルをイメージしたブルーセラミックベゼルとホワイトシルバーダイヤルは、爽やかでクリーンな雰囲気を演出。約72時間のロングパワーリザーブとGMT機能を備えるCal.6R54を搭載し、高い実用性とデザイン性を兼ね備えたプレミアムスポーツウオッチだ。

頑丈で雨にも強いダイバーズは、そもそも旅に携える時計にうってつけ。GMT機能が搭載されていれば、なおさら頼もしい存在となるはずだ。本作はスーツと違和感なく馴染むデザインでもあり、ワールドワイドに活躍するビシネスマンにはぜひおすすめしたい。

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Color Variation

左はブラックダイヤルのSBEJ011。右はグリーンダイヤルのSBEJ009。ともに径42mm。自動巻。SSケース。200m空気潜水用防水。21万8900円。

【イベント情報】

“Seiko Diver’s Stream ~60年の軌跡~”　開催！

セイコーダイバーズウオッチ60周年を記念し、特別イベント「Seiko Diver’s Stream ∼60年の軌跡∼」が開催される。セイコーダイバーズの軌跡展示、1965ダイバー新モデル人気投票、大谷翔平選手のCM着用スーツ展示、坂口憲二さん主宰「The Rising Sun Coffee」限定コーヒー配布など、特別企画が用意されている。

開催期間：2025年7月4日（金）～7月6日（日）11時～19時

会場：東京ミッドタウン日比谷 1階 アトリウム

入場料：無料　※入場にはセイコー プロスペックスのLINE公式アカウントの友だち追加が必要です。

イベント公式サイト

セイコー プロスペックス公式サイト

お問い合わせ：セイコーウオッチお客様相談室 Tel.0120-061-012