2025.12.10

エドックス「デルフィン」に世界限定300本の特別版 防水時計の祖が手に入れた「ダマスカス鋼」の切れ味

sponsored by EDOX

「海」を舞台に圧倒的な強さを誇るエドックス。そのダイバーズウォッチの元祖である「デルフィン」コレクションに魅惑の模様を纏った新作が登場した。

エドックス デルフィン オリジナル メカノ オートマティック ダマスカス リミテッド エディション

思わず目を奪われるダマスカス鋼の存在感

「ダマスカス鋼」といってまず思い浮かぶのは、ナイフや包丁、日本人であれば刀といったところだろうか。硬く鋭い切れ味に加えて、あの独特の波模様には芸術的な美しさが宿っている。このダマスカス鋼を腕時計に採用したら、どんな仕上がりになるのか。その答えが写真のモデルだ。

スイス・ビエンヌで創業し、140年以上の歴史を誇る名門「エドックス」が、ダマスカス鋼を初めて採用。最新作「デルフィン オリジナル メカノ オートマティック ダマスカス リミテッド エディション」を発表した。ダマスカス鋼が使われているのはベゼル。デルフィンにアイコニックなベゼルフォルムが採用された1973年のアーカイブピースの意匠を受け継ぐ、砂時計型ビスで固定した12角形ベゼルが、このダマスカスの波模様によって更なる個性を手に入れた。種類の違うスティール板を重ね合わせて生まれる波模様は、偶然の産物。2つと同じ模様はなく、この限定300本のタイムピースも、それぞれがユニークピースとなる。

ここまで記すと、この新作の見どころがダマスカス一色のように見えるが、実は他にも欲しくなるポイントが満載。ケースは従来モデルより小型化されており、よりスリムに。オープンワークのデザインも一新され、さらに全ての時計にワインディングマシーンがついてくるという徹底ぶりだ。画期的な防水システム「ダブル・Oリング」によって防水時計の歴史を築いた傑作デルフィンに、また新たなる伝説が誕生した。

EDOX(エドックス)
デルフィン オリジナル メカノ オートマティック ダマスカス リミテッド エディション

エドックス デルフィン オリジナル メカノ オートマティック ダマスカス リミテッド エディション

EDOXのロゴは、これまでの3時位置から12時位置のブリッジパーツの上に移動。メカの鼓動がより強く感じられるすっきりとしたオープンワークは、視認性も向上している。搭載するキャリバー853(SW200)のパワーリザーブは、約42時間。自動巻き。径40mm。SSケース&ブレスレット。20気圧防水。世界限定300本。47万3000円。

思わず欲しくなる5つの特別ポイント

【1】同じものがないダマスカスの波模様

同じものがないダマスカスの波模様

古くは、戦士の刀として重宝されたダマスカス鋼。現代のダマスカス鋼は種類の異なるスティール板を何層にも重ねて加工することで、唯一無二の波模様が浮かび上がる。こちらの新作ではダマスカス鋼のインサートをベゼルに装着している。

【2】サイズダウンした小ぶりな40mmケース

サイズダウンした小ぶりな40mmケース

現行の機械式デルフィンが43mmケースであるのに対して、こちらの限定モデルのケース径は40mm。ケース厚も径43mmケースモデルの12.5mmから11.5mmに薄型化が図られており、フィット感も向上。小型化トレンドにピタリとマッチする。

【3】新デザインのオープンワーク

新デザインのオープンワーク

デルフィンの醍醐味といえば、ダイアル側からもムーブメントの姿が楽しめるオープンワーク。この新作では、新たなシンメトリーのオープワークが採用されており、従来モデルより開放感がアップ。ダマスカスと調和するグレーカラーも好印象。

【4】限定ナンバー入りの証明書とケースバック

限定ナンバー入りの証明書とケースバック

今後のデルフィンシリーズに、同様の40mmサイズ&新オープンワークのモデルが誕生する可能性は高いが、ダマスカスとの組み合わせは今回限りだろう。ケースバックにはリミテッドナンバーが入っており、その証明書にも同様の番号が入っている。

【5】ワインダー付きのスペシャルボックス

ワインダー付きのスペシャルボックス

なんとこの限定モデルには、専用ボックスに加えて、エドックスオリジナルのワインディングマシーンが付いてくる! 特に時計を複数本所有する人にとって、ワインディングマシーンは必需品。時刻調整の煩わしさから解放される。

エドックス公式サイト

問い合わせ/ジーエムインターナショナル
TEL:03-5828-9080

※表示価格は税込み

[時計Begin 2026 WINTER&SPRINGの記事を再構成]
写真/若林武志(YUKIMI STUDIO) 文・構成/市塚忠義