2026.03.16

定番は進化する!スマートになったプラネットオーシャンと全チタニウム製サントス登場

【2025-2026 本格時計最新事情】
注目の最新モデルが分かる! 年末駆け込みの特ダネ新作

多くの時計ブランドは近年、新作を一気に発表することはせずに、少し間をあけて二の矢、三の矢を放つようになっている。2025年もその例に漏れず、年末に向けて新作がいくつも登場した。その中から飛び切りのネタをスクープした。

【2025特ダネ新作】第四世代、ついに登場

OMEGA(オメガ)

小さく薄く進化した600m防水ダイバーズ

2005年に初代が誕生したダイバーズ「シーマスター プラネットオーシャン」が、20周年を機にフルリニューアルを果たした。第四世代となった最新作は、写真のオレンジとブルーのほかブラックがあり、加えてストラップ、ブレスレットのバリエーションなどで全7型が展開される。

最大の変更点は、これまで10時位置にあったヘリウムガス放出バルブ用のリューズがなくなったこと。これは’19年に登場した6000m防水の「ウルトラディープ」の構造を受け継ぎ、ヘリウムガスの侵入をシャットアウトすることで実現された。

またケース径は1.5mm、厚さは2.31mm、スケールダウン。10時位置の突起がなくなり、かつ小さく薄くなったことでデイリーユースしやすくなった。ケースとブレスレットは、ファセットカットが多いエッジの効いた新デザイン。鏡面部も従来品より増え、気品が高まった。

シーマスター プラネットオーシャン

オメガ シーマスター プラネットオーシャン

オメガ シーマスター プラネットオーシャン

やや角張ったフォルムは、1970年代テイスト。デイト表示が外され、スッキリした印象となった。ドーム型だったサファイア風防を平面とし、厚みを減らした。裏蓋は、ヘリウムの侵入を防ぐためにソリッドバックに変更。自動巻き。径42mm。SSケース。上/SSブレスレット。134万2000円。下/ラバーストラップ。122万1000円。

問い合わせ:オメガ
オメガ公式サイト

【2025特ダネ新作】チタニウムになった角型アイコン

CARTIER(カルティエ)

デイリーユースに心強いチタニウム合金で装う

1904年に誕生し、本格的な男性用腕時計の時代を開いた時計史における金字塔「サントス」ウォッチには、今日までさまざまなバリエーションが生み出されてきた。その現行コレクションの1つ「サントス ドゥ カルティエ」に、オールチタニウム製の新作が追加された。

しかもただのチタニウム合金製ではない。時計界でもっとも広く普及する純チタニウムとパラジウムからなるグレード5から不純物を極限まで取り除くことで耐傷性と耐蝕性をより高めたグレード5 ELI(グレード23)を採用したのだ。軽くて傷と錆にも強い外装は、日常使いする上で実に心強い。

既存モデルのケースとブレスレットの仕上げを、サテンから、マイクロビーズブラストに変更。ビロードのようなマットな質感でチタニウム合金本来の色合いを強調し、かつより良好な装着感がかなえられた。実際に身に着けると、その軽さとともに滑らかな肌触りに驚かされる。名門ジュエラーでもあるカルティエは、金属素材の特性を知り、それを生かす術を心得ているのだ。

サントス ドゥ カルティエ

カルティエ サントス ドゥ カルティエ

Rory Payne © Cartier

チタニウムブレスは、メゾン初。そのリンクとベゼルに配したビスをポリッシュ仕上げとして質感の対比で浮き立たせ、より象徴的にした。下のモデルも含め、ブレスとストラップはインターチェンジャブル式。自動巻き。縦47.5 × 横39.8mm。チタニウムケース&ブレスレット(アリゲーターストラップ付属)。174万2400円。 

カルティエ サントス ドゥ カルティエ

Antoine Pividori © Cartier

光る! 新作も
LMに追加されたブラックダイアルは、針とインデックス、レイルウェイ ミニッツトラックに蓄光塗料が載せられた。装飾は、ヘアラインとサンレイの組み合わせでニュアンス豊か。自動巻き。縦47.5 × 横39.8mm。SSケース&ブレスレット(アリゲーターストラップ付属)。137万2800円。 

問い合わせ:カルティエ カスタマー サービスセンター
カルティエ公式サイト

[時計Begin 2026 WINTER & SPRINGの記事を再構成]

※表示価格は税込み