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2026.03.17
定番は進化する② 小径パネライ初の”チェラミカ”と、東京限定”絞り染め”ベンチュラ
【2025-2026 本格時計最新事情】
注目の最新モデルが分かる! 年末駆け込みの特ダネ新作
多くの時計ブランドは近年、新作を一気に発表することはせずに、少し間をあけて二の矢、三の矢を放つようになっている。2025年もその例に漏れず、年末に向けて新作がいくつも登場した。その中から飛び切りのネタをスクープした。
【2025特ダネ新作】40mmルミノールに初セラミック
PANERAI(パネライ)
繊細なマットブラックを末永く保つ超硬質素材
大型時計の火付け役となった「ルミノール」だが、意外にも40mmケースの登場は早く、1999年であった。ラインナップしたのは、スモールセコンド+デイトのSS製“マリーナ”と、前年にパネライとして初めて導入したチタン製のクロノグラフ。また2007年には、45mmの「ラジオミール」で同じく初となるブラックセラミックが試みられた。この素材をパネライは、伊語の“チェラミカ”と称してきた。
そして2025年、40mmの「ルミノール」に、初めて“チェラミカ”の名が冠された。コレクションを特徴付けるリューズプロテクターも同素材製とし、全体を繊細なマットに仕立てた外観は、どこまでも精悍だ。黒いサンドイッチダイアルには、2つの12時間周期の時針を装備、バトン型の主時針側をリューズで前後に操作でき、日付も連動する仕組みが、実に便利だ。
ルミノール GMT チェラミカ PAM01460

ブラックのサンドイッチダイアルに、白い蓄光塗料がクッキリ浮き立つ。裏蓋は、チタン製。スモーキーなサファイアガラス越しに、自社製Cal.P.900/GMTを透かし見せる。ケースの繊細なマット感は、マイクロブラスト加工による。防水性能は、30気圧。自動巻き。径40mm。セラミックケース。カーフストラップ。226万6000円。

問い合わせ:オフィチーネ パネライ
パネライ公式サイト
【2025特ダネ新作】名作ベンチュラ、“絞り”ました……。
HAMILTON(ハミルトン)
原宿まで足を運ばなければ決して買えない限定モデル

「ハミルトンストア 東京 キャットストリート」だけでしか手に入らない、エススクルーシブな「ベンチュラ」の新作が登場した。特徴的な三角形のダイアルが纏う藍がにじんだような色合いは、日本伝統の“絞り染め”をモチーフとする。
ハミルトンの技術者は、ブティックが提供した絞り染めの風呂敷の高解像度な写真データから色や質感などを解析。そしてインディゴとホワイトのデジタル塗装を7層重ねることで、絞り模様を再現した。さらに多層構造により、繊維の質感までが表現されている。日本の伝統美が腕時計と幸福なマリアージュを果たした。
モデル名は、ズバリ「ベンチュラ SHIBORI」。限定販売されるブティックがあるキャットストリートにちなみ、裏蓋がネコを配した特別なデザインになっているのが楽しい。
ベンチュラ SHIBORI 東京 キャットストリートエクスクルーシブエディション


絞り染めの再現性は、実にお見事! ベンチュラお馴染みの蛇腹式のフレックスブレスに加え、インディゴとシルバーのバイカラーになったスタイリッシュなストラップが付属。いずれにもイージークリックシステムが備わり、付け替えが容易だ。クォーツ。ケース50 × 32mm。SSケース&ブレスレット(カーフストラップ付属)。14万9600円。

時計やブレスレットを収めたボックスは、絞り染めの風呂敷に包んで手渡される。日本ならではのおもてなしの心が感じられる。
問い合わせ:ハミルトン
ハミルトン公式サイト
[時計Begin 2026 WINTER & SPRINGの記事を再構成]
※表示価格は税込み