2026.03.09

モーリス・ラクロアって設立50年!? コルムは70年、ブローバは150年の記念モデル

【2025-2026 本格時計最新事情】
歴史の重みが分かる!老舗周年の渾身モデル

時計ブランドの創業年は、なぜだか西暦の末尾5年が多い。つまり2025年は、周年記念の当たり年であった。150年以上の歴史を誇る老舗に加え、コレクションなどのアニバーサリーも含め、それぞれの歴史にスポットを当てた。

【150周年】BULOVA(ブローバ)

1960年アキュトロン

1960年アキュトロン
150年の歴史の中で、もっともエポックメイキングな出来事は、1960年に実現した世界初の音叉時計「アキュトロン」である。トランジスタの電気振動を用いた音叉で調速し、月差1分以内の高精度をかなえた。

カーブケースを金箔でお祝い

カーブ 98A328

カーブ 98A328

カーブ 98A328

10月にリリースされた150周年記念モデルは、縦方向にカーブしたケースを、金箔を混ぜ込んだフォージドカーボンで設えた。黒の中に散らばる金の斑点の様子は個々に異なり、どれも唯一無二の存在。ケースに合わせ、ムーブメントもカーブする。クォーツ。径44mm。フォージドカーボンケース。ラバーストラップ。24万2000円。

問い合わせ:ブローバ相談室
ブローバ公式サイト

【70周年】CORUM(コルム)

コルム ブランドエンブレム

未来への扉を開ける鍵
コルムは創業以来、比類なき発想力で誰も見たことがない型破りな時計を製作してきた。ブランドエンブレム“空を指す鍵”は、そんなメゾンのアイデンティティである革新性を表す。これは時計の未来を開く鍵だ。

コインウォッチにイタリアの500リラ銀貨

ヘリテージ コイン

ヘリテージ コイン

コルムは1964年、本物の金貨にムーブメントを収めたコインウォッチを製作した。その最新作で用いたのは、1965年に製造されたイタリアの詩人ダンテ・アリギエールの生誕700年記念銀貨。わずか7.5mm厚の中に自動巻きを収めてみせた。限定700本。自動巻き。径36mm。SSケース。アリゲーターストラップ。253万円。

問い合わせ:ジーエムインターナショナル
コルム公式サイト

【50周年】MAURICE LACROIX(モーリス・ラクロア)

1990年カリプソ

1990年カリプソ
ブレスレットと統合したケースのベゼルに配した、2対×6つのアームが目を引く──1990年代に誕生した「カリプソ」は、メゾンのシグネチャーの1つだ。そのスタイルは2016年、現行の「アイコン」が継承した。

創業年を記念した限定エディション

1975 オートマティック・セイネレジェ・ブルー

1975 オートマティック・セイネレジェ・ブルー

創業年と故郷の名を冠した記念モデルは、ダイアルをジュラ地方の丘陵地帯をモチーフとしたジュラ山脈ウェーブで装った。針と植字インデックスをともにファセットカットにするなど、ディテールにも凝った。限定888本。自動巻き。径40mm。SSケース。カーフストラップ。23万9800円。

問い合わせ:DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン
モーリス・ラクロア公式サイト

[時計Begin 2026 WINTER & SPRINGの記事を再構成]

※表示価格は税込み