2026.03.25

ロレアート50周年モデルに採用されたGPの新基幹キャリバー&オリスの週番表示付き10日巻き

【2025-2026 本格時計最新事情】
メカニズムの重要性が分かる!ベスト・ムーブメント10傑

時計ブランドは腕時計の真の価値はムーブメントにあると心得、これまでさまざまなアプローチで進化させてきた。今年も、それぞれに独創性を発揮した新キャリバーがいくつも登場。その中から傑出の10機を、選出した。

伝統のスリーブリッジ

GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)
キャリバーGP4800

【KEY POINT】

●フリースプラング方式
●テンプの双方向受け
●シリコン製脱進機

キャリバーGP4800

耐衝撃性に優れる第3の基幹機

ジラール・ペルゴに第3の3針自動巻きキャリバーがもたらされた。既存のGP03300とGP01800からの一番の改良点は、フリースプラング方式。そのテンプの受け形状はメゾンを象徴するスリー・ブリッジに範を採り、双方向から支える構造とした。結果、耐衝撃性が向上。また脱進機もシリコン製となり、耐磁性の向上も図られている。

ロレアート フィフティ

ロレアート フィフティ

モデル名にある通り、「ロレアート」誕生50周年記念モデルである。バイカラーの外装やケース径、ダイアルカラーを初代から継承。そして最新の自社製Cal.GP4800を初搭載し、メゾンの過去と未来をつないだ。世界限定200本。自動巻き。径39mm。SS+18KYGケース&ブレスレット。381万7000円。

問い合わせ:ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ 
ジラール・ペルゴ公式サイト 

10日間パワリザと5年保証

ORIS(オリス)
キャリバー113

【KEY POINT】

●10日間の超ロングパワーリザーブ
●残量が見やすいパワーリザーブ計
●フルビジネスカレンダー機構

キャリバー113

メゾン独自の週番表示を実装

オリスは2014年に誕生した自社製10日巻きCal.110で、巻き上げ残量が減るにつれ運針幅が広がるノンリニアパワーリザーブ計で特許を取得した。それをかなえるのが、巨大な香箱の左下にある2つのスネイルギアだ。また同機には多様なモジュールが追加されてきた。キャリバー113は、デイデイトと週番表示を備えた。

ビッグクラウン・キャリバー113

ビッグクラウン・キャリバー113

時分針と同軸にある針は、オリスを象徴するポインターデイト……では、ない。独自の週番表示を司っているのだ。さらに6時位置に日付、12時位置に曜日表示が備わるフルビジネスカレンダーとなっている。3時位置には10日間のパワリザ計を装備。手巻き。径43mm。SSケース&ブレスレット。114万4000円。

問い合わせ:オリスジャパン
オリス公式サイト

[時計Begin 2026 WINTER & SPRINGの記事を再構成]

※表示価格は税込み