2019.04.30

銀座4丁目に誕生したセイコーの体験型ブティック「セイコードリームスクエア」とは?

「セイコーの夢」銀座から発信します

1階は歴史的モデルのミュージアム!

昨年12月、東京・銀座の四丁目交差点近くにオープンした「セイコードリームスクエア」。最新技術によるエンターテインメント空間でセイコーの歴史が学べ、ショッピングも楽しめる体験型ブティックとして注目を集めている。

セイコーのシンボルである和光の大時計が描かれたガラス扉を抜けると、まず目につくのが巨大ムーブメントの輪列のオブジェ。その後方の歯車を模したケースには、国産初の腕時計「ローレル」(1913年)はじめ、世界初のクオーツ腕時計(1969年)といった歴史的モデルがずらりと展示されている。この展示スペースが他と違うのは、各ケースにQRコードが施されていて、スマホで読み取れば知りたい情報がすぐに入手できることだ。

そして2〜4階の「プロスペックス」「プレザージュ」「アストロン」の各フロアでは、それぞれの世界観を表現した空間でモデル選びができるだけでなく、タッチパネルやモニター、GPSシミュレーターなどの最新機器が用意され、やはりエンターテインメント気分が満喫できる。各売り場のナビゲーターから商品の詳細な情報をスマホに表示させることも可能。買い物目的でなくとも気軽に立ち寄れて楽しめるので、一度訪れてみては?

時計の総合エンタメ空間

ミュージアム、ショールーム、ショップが一体となった体験型ブティック「セイコードリームスクエア」。1階はムーブメントの輪列をモチーフにしたミュージアムスペースで、セイコーの歴史的モデルが集結。スマホをカメラモードにしてQRコードにかざすと、それらの情報を読み込ませることもできる。

2階はプロスペックス
スポーツやアウトドアシーンに対応する本格機能を備えた「プロスペックス」のフロア。海の世界を再現したパネルや什器で展開。

3階はプレザージュ
日本の美を追求する「プレザージュ」を表現した空間。琺瑯・漆塗文字盤のプレステージラインを多数用意する他、「ルキア」の部屋もある。

4階はアストロン
最上階は「アストロン」の展示フロア。インテリアにこだわったリビング的スペースで、GPSデモンストレーション体験などが味わえる。

 

Shop Data:
セイコードリームスクエア
東京都中央区銀座4-4-10
Tel.03-3538-1900
営業時間10:30〜19:00 無休(年末年始を除く)
https://dreamsquare.seikowatches. com

[時計Begin 2019 SPRINGの記事を再構成]
文/岡崎隆奈 構成/市塚忠義