2019.09.21

バウハウス設立100周年! ユンハンスの限定ウォッチは「語れるカラーリング」に注目

衝撃の出会いを表現した語れるカラーリング

バウハウス設立100周年を記念したユンハンスの新作

時計好きなら"バウハウス" というキーワードを一度は聞いたことがあるだろう。バウハウスは1919年、ドイツに設立された美術学校の名である。同校では機能主義と合理主義を重視した斬新なデザインを提案。世界中に多大な影響を及ぼし、学校の名を超え、ひとつの芸術スタイルとして確立された。

ユンハンスの時計の名にも冠されるマックス・ビルは、この学校の出身者であり、バウハウスを推進した芸術家のひとりだ。彼は1962年にユンハンスのために機械式の腕時計を設計。その無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインは、まさにバウハウスを体現したものだった。

バウハウス創立100周年の今年、ユンハンスは人気作「マックス・ビル バイ ユンハンス」の限定モデルを発表した。そのデザインには、マックス・ビルが目にしたバウハウスの強烈な印象が反映されている。マット仕上げのシルバー文字盤は校舎の白壁、アンスラサイトケースは校舎の正面、グレーストラップはコンクリートを想起させ、赤色の針とデイトは同校の有名な赤いドアを表現。さらに裏蓋には建物が大々的に描かれているのだ。

バウハウスづくしの本作を手にすれば、あなたも芸術ツウになれるかも?

 

全身バウハウスの100周年記念限定1000本!

JUNGHANS(ユンハンス)
マックス・ビル バイ
ユンハンス オートマティック
名門校を偲ばせる気品ある仕上がり

バウハウス創立100周年記念モデル。同校の校舎をイメージしたデザインを時計の随所に採用した。自動巻き。径38㎜。SSケース。カーフストラップ。3気圧防水。限定1000本。16万8000円。お問い合わせ先:ユーロパッション

 

ケースバックも芸術的
裏蓋にバウハウスの校舎をデザイン。その一部がシースルーバックとなり、ムーブメントが見渡せる仕様に。

 

関連記事:バウハウス創立100周年記念!世界限定1000本の「マックス・ビル クロノスコープLtd1000」

こちらも100周年限定モデル

WG マックス・ビル バイ
ユンハンス クロノスコープ
バウハウス流金無垢ウォッチ

マックス・ビルシリーズで初のホワイトゴールドモデル。赤色のデイト表示など、やはりバウハウス校舎の意匠が活かされている。自動巻き。径40㎜。18KWGケース。カーフストラップ。3気圧防水。限定100本。98万円。

 

ユンハンスのクロック付きBOX

マックス・ビルを2本立てで堪能!
今回、腕時計とクロックが1 組になった「マックス・ビル バイ ユンハンス エディション2019セット」も発売。自動巻きクロノと8日巻きテーブルクロックが同時に楽しめる。限定222セット。45万円。7月発売。

 

[時計Begin 2019 SUMMERの記事を再構成]
文/岡崎隆奈 構成/市塚忠義