2019.09.28

「時計は買った後が大事!」ジャガー・ルクルトが最大8年の国際保証プログラムをスタート

真のマニュファクチュールが大胆発表

ジャガー・ルクルトが新たな時計のサービス「ケアプログラム」を開始することを発表。このサービスには、かつてない長さの保証も含まれるため、時計ファンには朗報といえそうだ。

新たなプログラムでは、専用のデジタルプラットフォームに登録することで、パーソナライズされた付加価値の高い情報、アドバイスやサービスの提供が受けられる。さらに、ジャガー・ルクルト製のすべての腕時計および、置き時計であるアトモスに対し、最大8年間もの国際保証が提供される。通常の国際保証が2〜3年であることを考えると、これはユーザーにとって大きなメリットとなる。

その手順は、購入時に付属する国際保証が有効な製品に限り、同社のウェブサイトに登録すると国際保証が自動的に延長。保証期間内は故障の修理が無料で受けられるほか、オンライン上にて時計職人からの商品情報やアドバイスを得ることができ、エングレービング、ストラップファインダーなどもデジタルツールでシミュレーションできるようになる。

本プログラムはすでに5月よりスタートしており、オンライン上では日本語を含む12言語に対応。ユーザーを第一に考えた名門らしいサービスといえよう。

 

時計は買った後が大事なのです!

メリット大の新サービス
ジャガー・ルクルトが今年5月に開始した「ケアプログラム」では、同社製品をオンラインで登録するだけで、故障の修理が無料で受けられる国際保証が最大8 年間に延長。さらに、技術者による時計の有益な情報やアドバイスなども提供される。

 

オンライン登録が簡単OK
手持ちのジャガー・ルクルト製品を、同社のウェブサイトjaeger-lecoultre.com/servicesに登録。これだけで国際保証の延長を含む「ケアプログラム」が利用可能に。

 

自社一貫製造のプライド
ジャガー・ルクルトは1833年に創業したスイス時計界の名門。開発から設計、組み立て、装飾など、すべてを自社で一貫して行うマニュファクチュールだ。それだけに自社製品に対する思いは強い。

 

[時計Begin 2019 SUMMERの記事を再構成]
文/岡崎隆奈 構成/市塚忠義