大人気の「2100」シリーズからフルメタルモデルが登場！ G-SHOCK「GM-B2100」が最強“新定番”な理由

1983年：DW-5000C／試行錯誤のすえ、1983年に誕生したG-SHOCKの初号機。ウレタンで全面をカバーし、心臓部のモジュールはゴムパッキンの点で支えてケース内で浮遊させる中空構造を採用。初代ではタフさを強調するため、あえてボリューム感あるデザインに。

2019年：GA-2100／初代のコンセプトを受け継ぎ、さらなる薄型化を果たしたデジタル／アナログコンビモデル。初代よりもラウンド型に近い8角形フォルムを採用し、ケース素材にはカーボン繊維入りファインレジンを取り入れて、厚さ11.8㎜の薄型スタイルを実現した。

2022年：GA-B2100／今年登場した新型デジ・アナモデル。初代からGA-2100まで続く8角形フォルムを踏襲しつつ、スマートフォンリンクとタフソーラーを搭載。また薄型モジュールを採用し、カーボンコアガード構造と組み合わせることで従来のサイズ感をキープした。

初代にくらべ、ややラウンド型に近い8角形のベゼルを採用。場所によりミラー、ヘアラインと仕上げを使い分けることでメタリックの質感を強調している。

手間のかかる鍛造・切削・研磨加工を経て立体的に成型されたケース。サイド上下4カ所の刻み入りデザインは、初代およびGA-2100の意匠を継承したもの。

新作のブレスレットは、初代DW-5000Cから受け継ぐ円形のディンプル（凹み）を設けたデザインに。これを屈強なステンレス素材で再現している。

ケースやブレスレット、さらにケースバックにもステンレス素材を使用。1983年登場の初号機同様、気密性の高いねじ込み式のスクリューバック仕様にすることで、本モデルでは20気圧防水を確保した。

新作のケース厚はフルメタルシリーズでは最薄の12.8㎜。このスリムボディによってジャケットやシャツの袖にもすっぽり収まり、快適な装着感が得られる。

ステンレス製のベゼルとケースの間に、ファインレジン製パーツを装備。これにより落下時などの衝撃から内部に搭載したモジュールをガードする。

ラグの部分を3本の足で支える独自スタイルを採用。ブレスレット接合部に加わる衝撃を分散する役割を持っており、これも耐衝撃構造に大きな貢献を果たす。

ステンレス製のベゼル＆ケースは、トップの部分に円周状のヘアライン、斜面にミラー、そしてサイドにもヘアラインと、緻密に仕上げを使い分けた。

ブレスレットはトップ・サイド・裏面がヘアライン、斜面がミラー仕上げと異なる仕上げになっており非常に美しい。また、ブレスレットのコマの動きも非常にしなやかで装着感も抜群だ。

インダイヤルリングの表面には、繊細なヘアラインにくわえ蒸着を施した。これをレーザー溶接で盤面に固定することで立体感を生み出している。

同じくダイヤルの立体感を演出するインデックス。トップ部分にストライプ装飾を施し、さらに場所によってサイズを変えることで視認性を高めた。

GM-B2100BD-1AJF／ケースとブレスのメタルブラックにくわえ、ダイヤル上もすべて黒で統一したオールブラックモデル。精悍でクールなスタイルが魅力のモデル。タフソーラー、モバイルリンク機能搭載。クォーツ。径44.4㎜。SSケース＆ブレスレット。20気圧防水。8万300円。

GM-B2100GD-5AJF／こちらはゴージャス感が漂うローズゴールドモデル。ブラックベースのダイヤルにローズゴールド色の針・インデックス・インダイヤルを装備した。タフソーラー、モバイルリンク機能搭載。クォーツ。径44.4㎜。SSケース＆ブレスレット。20気圧防水。8万300円。