2022.09.08

ジャン・ルソーから、希少な“ナイルクロコダイル革”を使用した時計ベルト「エトルタ」誕生

クロコダイル本来の色を残し、なおかつ光沢のある仕上げが美しい「「エトルタ」の時計ベルト。

“エトルタ”とは英仏海峡に面した街の名前。ノルマンディー海岸に連なる自然が生んだ奇岩や、そそり立つ石灰岩の断崖からなる壮大な壁で知られている。モーリス・ルブランの小説の主人公アルセーヌ・ルパンが財宝を隠した場所として、またエトルタの壁を描いた風景画はクロード・モネの作品をはじめ、ポール・シニャックやマチスもその題材に選んでいる。

印象派の巨匠、クロード・モネの絵にも再三描かれたエトルタの海岸。1883年作「エトルタの朝」(アサヒビール大山崎山荘美術館蔵)、1886年作「アヴァルの門」(島根県立美術館蔵)などの作品は、日本でも観ることができる。

今回フランスの高級レザーグッズのマニュファクチュール「ジャン・ルソー」から発表された「エトルタ」の時計ベルトは、高貴な革として知られるナイルクロコダイルを使用。ブラウンからエクリュ(生成り色)への美しい自然のグラデーションが引き立つよう、特殊な鞣し加工や光沢をもたせた仕上げは、全て手作業で行われる。脱色や染色、化学処理などを必要とせず、 クロコダイル本来の色を残し、なおかつ光沢のある仕上げが、しなやかな時計ベルトに輝きと強度を与えている。

ジャン・ルソーでは、伝統的な裁断方法を見直し、皮革の特異性や丸斑、竹斑、斑点といったモチーフが描く、自然のパターンを引き出している。その一つである「イタリアンカット」は、原革の中心から外側に垂直に走るカットで、鱗の形や大きさのグラデーションを引き立たせる効果がある。また「クラシックカット」は、クロコダイルの尻尾や脇腹や顎の濃色な鱗部分を使用。この2つの裁断方法を組み合わせることで、革全体を無駄なく使用することができ、廃棄物を最小限に抑えることができるのだ。

「イタリアンカット」と「クラシックカット」の2つの裁断方法をとりれることで美しい仕上がりとともに、無駄なく革を使用することができる。

希少性が高いナイルクロコダイルは、しなやかで使い込むほどに素晴らしい味わいに。ジャン・ルソーでは野生動植物の国際取引条約に基づき、アフリカで飼育されているクロコダイル・ニロティカスから採取している。同素材はジャン・ルソーや高級メゾンの最高級ランクのレザーコレクションにのみ使用される、とても高級で希少な革素材。その質感は非常に美しく、まさに最上級の時計ベルトといっても過言ではない。

【エトルタ時計ベルト】
特長:クロコダイル本来の色を自然なグラデーションで仕立てた時計ベルト
ライニング:カーフ、ラバーカーフ、シャーク、アリゲーターなど5種類
価格:既製ベルト49500円(税込)、ベルト幅:18/20mm
オーダーメイド56100円~(税込)、サイズ他を自由に選ぶことができる。
※既製ベルトは、在庫切れの場合もありますので、事前にお問い合わせを。
納 期 : 10週間~ ※オーダー状況により納期が変わることがあります)
受 付 :アトリエジャン・ルソー銀座 Tel.03-6280-6721
東京都中央区銀座7-5-4 ラヴィアーレ銀座11002000(無休)

【オンラインでのオーダーメイドも!】

お問い合わせ:アトリエ・ジャンルソー銀座

(構成/TAYA)