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2022.09.29
腕時計の歴史、構造から時計販売に関する法律知識まで身につく! 腕時計の知識がさらに深まるウオッチコーディネーター資格(CWC)
sponsored by 一般社団法人 日本時計輸入協会
最近、時計店などで耳にする「ウオッチコーディネーター」とはいったい何か? その資格を取得するメリットについて、スタジオ・ブライトリングのスタッフに話を聞いた。
誰もがチャレンジできるメリットの多い時計資格
「ウオッチコーディネーター」という言葉を聞いたことはあるだろうか? 価格帯が幅広く、精密機械であると同時にステイタスシンボルともなる時計の販売には、豊富な専門知識を備え、適切な接客対応ができる販売のプロフェッショナルが必要となる。そこで2011年に日本時計輸入協会が立ち上げた資格検定制度が「CWC(Certified Watch Coordinator)」なのだ。現在、約2860名のウオッチコーディネーターが日本全国で活躍している。
CWCには一般・上級の2コースがあり、いずれも筆記試験に合格し、一般CWCではその後の実技実習を修了することが必須。受験資格に学歴・年齢・性別・国籍の制限はなく、時計販売に従事するスタッフ以外に、時計業界を目指す学生や時計に興味のある一般ユーザーなども受験できる。この資格の取得により、時計に関する幅広い知識が得られるのはもちろん、時計販売現場への採用も有利となり、さらに資格取得の証となるピンバッジは信頼と安心感を生む。興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてほしい。
今回、お話を伺ったCWCの方々はコチラです!
スタジオ・ブライトリング銀座(東京都中央区銀座4丁目2−15 塚本素山ビルディング 6階 TEL.03-5250-7011)
Q:CWCで学んだ知識は仕事でどのように役立っていますか?
A:「防水や磁気に関する規格を学ぶことで、使い方のアドバイスなどお客様への説明がしやすくなりました」(児島さん)
「CWCで金属の特徴や研磨の道具を学んだことで、より納得感をもって仕事に取り組むことができています。また、イベントなどでお客様の対応をする機会もあるため接客知識は役に立っています」(遠藤さん)
Q:どうしてCWCを取得しようと思ったのですか?
A:「時計技術はもちろん、歴史や素材、規格のことなどを学びたいと思ったからです」(児島さん)
「時計の修理技術だけでなく、接客や店舗運営などの幅広い知識を身につけたかったからです」(遠藤さん)
Q:CWCを受験する方にアドバイスをお願いします
A:「CWCで学ぶ知識は広範囲にわたります。そのためテキストをしっかり読み込まないと、合格は簡単ではないと思います」(児島さん)
「時計の知識を幅広く身につけることができるので、時計に携わる方は取っておくことをおすすめします。今後の仕事に必ず役に立つと思えば、楽しく学べると思いますよ」(遠藤さん)

CWC会員に付与されるウオッチコーディネーター資格バッジ(右・一般会員/左・上級会員)。これを胸に着けて仕事に取り組むことで、自信とともに顧客からの信頼感も増す。