2023.03.10

IWC「ビッグ・パイロット・ウォッチ」の希少な 「ブロンズケース×黒文字盤」限定、ちょっとだけ入荷!

意外にもなかったカッコ良すぎる組み合わせ

IWCのパイロット・シリーズといえば、同社の中でも人気が高く、バリエーション数においても、最も数多くラインナップされている最大派閥のコレクション。その中心的モデルが、「ビッグ・パイロット・ウォッチ」である。大きく存在感のあるケース、視認性に優れたシンプルな文字盤、操作性に優れる大型のリューズ等々……。真のパイロット・ウォッチの、まさに王道を行くモデルだ。

「ビッグ・パイロット・ウォッチ 43 “MR POTER EDITION 1”」。IW329703。自動巻き。径43㎜。ブロンズケース。アルカンターラ®︎ストラップ。世界限定500本。147万4000円。

その定番モデルの、かなりレアな限定モデルが、本数わずかだか入荷したようだ! この限定モデルは、ラグジュアリーブランドのみを扱うイギリスのオンライン通販サイト「MR POTER」とのコラボによって誕生したモデル。IWCが得意とするブロンズケースに、かつてない黒文字盤が組み合わされており、「この組み合わせ、なんで今までなかったの?」と不思議に思うほど、カッコイイ仕上がりだ。

ブロンズケース最大の特徴は、酸化による経年変化で色味が変化していくこと。自分だけの色味に育てることも楽しみの一つ。

現在IWCは、「ビッグ・パイロット」で3種類のケースサイズを展開している。まずオリジナルの46.2㎜ケース、そしてひとまわり小さい43㎜ケース、そして最も小ぶりな41㎜ケースだ。41㎜のケースがリリースされた時は、「小さくてもビッグ!」と反響がかなりあったが、やはりこのモデルには、大型モデルを支持する声も根強い。今回の限定モデルは43㎜ケースとなるが、この中間サイズ、なんとも絶妙のサイズ感ではないだろうか。

 

実際に肌に触れる裏蓋は、アレルギーの少ないチタニウム製。シリアルナンバーも刻まれる。

ちなみに通常の43㎜SSケースにも、黒文字盤は存在するが、こちらのブロンズ限定の黒文字盤は、インデックスや針の色も、ケースに合わせたカラーに変更されている。また通常カーフのレザーストラップも、ビンテージ感のあるブラック・アルカンターラ®︎をセット。なんとも特別感に溢れるモデルになっている。

ブラック・アルカンターラ®︎のストラップは、「EasX-CHANGE®️」システムによって、簡単に付け替えることが可能。

そのほか、中に搭載するムーブメント(自社製キャリバー82100)、ペラトン自動巻き機構、約60時間のパワーリザーブ、秒停止機能付きセンターセコンド、10気圧防水機能、また耐磁性軟鉄インナーケースの装備など、基本的なスペックは通常モデルと同様だ。限定数は、500本。このうちわずかだが数本がブティックに入荷したようなので、現物をチェックするなら、今がチャンスだ。

暗闇では、またこのモデルの特別な仕様が明らかに。3・6・9・12時位置のバーインデックスに加え、数字の「1」のみルミノバが塗布されている。

問い合わせ IWC

(文・構成/市塚忠義)