2025.07.29

時計業界の未来は、この20人に託された!? 第2回「Louis Vuitton Watch Prize for independent Creatives」

セミファイナリスト20名が発表!

「Louis Vuitton Watch Prize for independent Creatives」は、ルイ・ヴィトンのウォッチ部門のディレクターであるジャン・アルノー氏と、同メゾンの時計を製造する今注目のウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ ヴィトン」によって、昨年創設。

次世代の時計業界を担う世界中の独立系ウォッチメーカーを支援する目的で始まった本賞。2024年の記念すべき第一回目は、スイス人時計師のラウル・パジェス氏が手がけたピボット・デテント脱進機を搭載するレギュレータウォッチが、最優秀賞に輝いた。

「Louis Vuitton Watch Prize for independent Creatives」は2年に一回開催されることになっているが、来年2026年3月に決定する第二回目の最終選考に向け、そのファイナリスト20名の作品が、ついに発表された。

本章の審査方法は65名の専門家からなる審査委員会が、「デザイン」、「クリエイティ ビティと大胆さ」、「ディテールと仕上げ」、「複雑性」、そして「技術的イノベーション」という5つの基準に基づき、応募作品を審査。審査委員会はまた、内部投票により、最終審査員団を構成する5名の審査員の選出も行う。

なお、2025年12月15日(月)には、賞の最終選考に残った5名のファイナリストと、 最終審査員となる5名の専門家の名前が発表される。

最優秀賞の受賞者には、15万ユーロの助成金が贈られる他、「ラ・ファブリク・デュ・タン」とルイ・ヴィトンの専門家たちにより、受賞者のクリエイティブなプロジェクトのニーズに合わせた1年間 のメンターシップが提供される。

では早速、セミファイナリスト20名の作品を、ひとつ残さずにご覧あれ!

Anton Suhanov 「St. Petersburg Easter Egg Tourbillon Clock」

Auffret Paris 「Giverny « Blue Train »」

Behrens 「KUNG FU」

Daizoh Makihara 「Beauties Of Nature」

David Candaux 「DC6 Titanium」

Fabian Pellet 「Essentiel」

Fam Al Hut 「Mobiüs」

Hazemann & Monnin 「Hazemann & Monnin School Watch」

JN Shapiro 「Resurgence」

Kallinich Claeys 「Einser Central Seconds “Hong Kong Edition”」

Kudoke 「KUDOKE 5」

Lederer 「CIC 39mm Racing Green」

Masa & Co. 「SOHKOKU」

Mgraver 「Ventrallis」

Mineroci 「RD002」

Petermann Bédat 「Seconde Morte」

Quiet Club 「Fading Hours」

Reuben Schoots 「Series Two」

Tasaki 「Face Of Tasaki “Black Mother Of Pearl”」

Winnerl 「The Tremblage Dial」

 

問い合わせ/ルイ・ヴィトン公式サイト