2025.09.30

ガーミンのフラッグシップモデル「fēnix」シリーズに「初機能」搭載の最新作が登場!

ウォッチ単体で音声通話&MicroLED ディスプレイも!

ガーミンは1989年にアメリカで創業したGPS機器メーカー。ブランド名の「Garmin」は、創業者であるゲイリー・バレル(Gary Burrell)と高民環(Min H. Kao)の名前の一部「Gar」と「Min」を組み合わせたものだ。

創業から一貫して守り続けているコンセプトは「ライフスタイルを豊かにするナビゲーションおよび通信デバイスを作ること」。無線技術に加え、自動車、 航空機、船舶、フィットネス、アウトドアなど幅広いジャンルをカバーしている。これまでに販売したGPS 受信機が3億台以上あるという事実からも、同社の信頼性の高さがわかるだろう。

ガーミンと言えば、真っ先に思いつくのがスマートウォッチ。特にフラッグシップモデルであるマルチスポーツGPSウォッチ「fēnix」シリーズは、仕事もプライベートも充実させたいというアクティブなユーザーから絶大なる信頼を得ている。

今回紹介するのは、その「fēnix」シリーズの最新作。「fēnix 8 Pro AMOLED(フェニックス エイト プロ アモレッド)」と「fēnix 8 Pro MicroLED(フェニックス エイト プロ マイクロエルイーディー)」が、10月3日(金)より、順次発売開始となる。

注目の新機能は、スマートフォンを持ち歩かなくても、ウォッチ単体でGarmin Messengerアプリを通じて音声通話やメッセージ送受信ができるという、ガーミン初の「inReach」機能。LiveTrackによる位置情報の共有や、緊急時のSOS要請も可能となった。※利用には別途のサブスクリプション契約が必要。INREACH ENABLED PLAN 1,180円/月(LTE-M 無制限利用可能)。

また低消費電の「LTE-M(カテゴリM1)ネットワーク」を採用することで、長時間のバッテリー稼働と広域カバレッジも両立。山岳地帯や海上など、通信エリア内であれば接続が可能となり、日常生活からアウトドアまで、安定した連絡手段を提供してくれる。

さらに「fēnix 8 Pro MicroLED」には、スマートウォッチで史上初となる最大4500ニトの高輝度MicroLEDディスプレイを搭載。40万個以上の繊細なLEDチップを配置したこの次世代ディスプレイは、直射日光に対しても抜群の視認性を誇り、晴天下でもストレスなく鮮明な画面を提供してくれる。

これだけのハイスペックにアップデートしながらも、バッテリー性能はキープ。『fēnix 8 Pro AMOLED』のスマートウォッチモードでは約27日間、GPSモードでは約78時間と、抜群の稼働時間を実現している。

左の2モデル「fēnix 8 Pro AMOLED」。51×51×16.5mm/90g。1.4インチ/ 454×454ピクセル。高精細AMOLEDディスプレイ。ベゼル素材/DLCコーティングのチタン(左)、チタン(中)。ケース素材/FRP、チタンリアカバー。シリコンストラップ。レンズ素材/サファイアクリスタル。各20万6800円。10月3日(金)発売予定。右「fēnix 8 Pro MicroLED」。51×51×17.5mm/93g。1.4インチ/ 454×454ピクセル。MicroLEDディスプレイ(最大4500ニト)。ベゼル素材/DLCコーティングのチタン。ケース素材/FRP、チタンリアカバー。ラバーストラップ。レンズ素材/サファイアクリスタル。31万8800円。10月9日(木)発売予定。

こうした実用的な機能面に加え、外装面においても非常にクオリティが高いのが、ガーミン。ケースは、精密鍛造加工とCNCミルド加工を駆使した軽量なチタンと、そこにDLC(ダイヤンモンドライクカーボン)コーティングを施したバージョンをラインナップする。

これまで同様、搭載する主な特徴は以下の通り。

「GNSSマルチバンド」L1信号、L5信号の2周波数帯を受信することで過酷な環境でも高精度で素早い位置情報を提供。

「MAP内蔵」日本詳細地形図(DKGマップ)や世界43,000以上のゴルフコース、2,000以上のスキーマップを内蔵。さらに海外大陸地図(TopoActive)も無料でダウンロードできる。※日本詳細道路地図(15,400円税込)、日本登山地形図(18,700円税込)は有料でダウンロード可能。

「ヘルスモリタリング機能」体のエネルギー状態を数値化する独自の指標Body Battery、ストレススコア、睡眠の質を評価する「睡眠スコア」など、データの分析による可視化とコンディション作りのためのアドバイスまでを提供。

「スポーツアプリ」ランニング、サイクリング、筋トレ、ゴルフ、HIIT、ヨガ、水泳をはじめ、サッカー、野球、バスケ、などの球技、またスキーやスノーボードといったスノースポーツなど、内蔵するスポーツアプリは100種類以上。

「トレーニング機能」過去のトレーニング習慣と現在の状態を分析。トレーニング記録の分析だけにとどまらず、 Garmin独自のカスタマイズされた高度なパーソナライズ提案で、効果的なトレーニングをサポートする。

「音声ウォッチ操作」スピーカーと高性能デュアルマイクを搭載。環境背景ノイズを効果的に除去することで、非常に詳細な音声入力に対応。また「音声コマンド」機能により、各種機能の呼び出しやスポーツモードの起動などを操作できる。

「LEDフラッシュライト内蔵」光の強さや赤色光への変更が可能。またSOS信号パターン点滅、ポジショニングライトなども。

「音楽機能」Spotify®、Amazon Music、LINE MUSIC などに対応。ウォッチ本体に音楽保存が可能。

「Suica対応」Suica※対応の決済機能は、低バッテリー時でも利用できるNFCモードを搭載。iOS/Androidのいずれにも対応する。※Suica は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標。

「通知機能」メール、SNS、ニュースなどの通知と内容の確認が可能。※互換性のあるスマートフォンとのペアリングが必要。

「Garminユーザー同士のコミュニケーション機能」Garmin同士なら、スマートフォンなどとペアリングをしなくても、アクティビティルートや重要な位置情報などを、リアルタイムで共有できる「Garminシェア」を内蔵。

左から、通話受信、メッセージ送受信、メッセージの履歴、Messenger チェックイン、SOS 発信。

左から、登山地図、睡眠スコア、スポーツアプリ、音声コマンド、Garmin シェア。

 

問い合わせ/ガーミン公式サイト