- 時計Begin TOP
- ニュース
- 世界中のファン投票で選ばれたプロスペックスとは?
2026.09.14
世界中のファン投票で選ばれたプロスペックスとは?
一番人気のブルーダイアル「Daytime Blue」をテーマにしたモデルが発売!

セイコー プロスペックス「ダイバーズ 1965 ヘリテージ ファンセレクト 限定モデル」。自動巻き。径40㎜。SSケース&ブレスレット。300m空気潜水用防水。世界限定4500本。19万9100円。
時計の記事において、たびたび目にするのが「人気モデル」というキーワード。その基準と定義は極めて曖昧だが、他の人がどんな時計を選んでいるのか、正直なところ気にならない人はいないだろう。
これは「誰とも被りたくない」という意味ではなく、素晴らしい腕時計をより多くの人と共有したいという感情の表れだと思う。心底惚れ込んだ時計を、世界中の時計ファンにも褒めてもらえる、そんな嬉しいことはない。
セイコーのスポーツウォッチブランドで、特に本格的なダイバーズウォッチに強みを持つ「セイコー プロスペックス」が、世界中のファンに向けて、人気モデルのファン投票を行っていたのをご存知だろうか。

期間は、2026年の7月1日から31日までの1ヶ月間。国産初のダイバーズウォッチを受け継ぐ「ダイバーズ 1965 ヘリテージ」から、このファン投票のために新たな4つのダイアルが用意された。
4つのダイアルカラーは全て、1日を通してみられる海の情景をテーマに表現したもの。「Sunrise Orange」は日の出とともに淡いオレンジに染まる海を、「Daytime Blue」は太陽の光を受けて鮮やかな青色に輝く海を、「Late Afternoon Green」は午後の柔らかい日差しが水面にあたり緑に染まる海を、そして「Sunset Red」は赤色に染まり日没のドラマチックな瞬間を迎える海の情景を表現している。
インターネット投票に加えて、セイコーダイバーズウォッチ60周年の記念イベントの会場で行われたファン投票の結果が、ついに発表された。4つのダイアルカラーの中でも、最も人気が高かったのは「Daytime Blue」! ちなみに筆者は「Late Afternoon Green」に一票を投じていた。

セイコーは、このファン投票を行うにあたり「最も人気を集めたモデルを商品化します!」という条件を公約。つまり一番人気の「Daytime Blue」は、2026年10月9日から発売することが決まっているのだ。
近年の高級時計市場は、どうみても「売り手市場」。時計ファンの「こんな時計が欲しい」に応えるというよりは、「こんな時計作ったので欲しい人はお早めに」という、ちょっとした上から目線を感じる人も多いだろう。
だからこそ、こうした「ファンと一緒に実現する」という企画は、実に希少でありがたい。シビアな考え方をすれば、一番売れるダイアルカラーを事前に把握することができるのだから、メーカー側にとってもメリットは大きい。
ここに紹介するセイコー プロスペックスの新作「ダイバーズ 1965 ヘリテージ ファンセレクト限定モデル」は、セイコーダイバーズウオッチの原点を現代に受け継ぐ「ダイバーズ 1965 ヘリテージ」のデザインがベースになっている。

1965年、国産初のダイバーズウオッチとして発売されたモデル(写真上)は、当時としては画期的な150Mの防水性能を誇っていた。高い視認性に加え、優れた耐久性を実現したダイバーズウォッチは、国産腕時計にとっても非常に重要な位置付けになったと言えるだろう。
新作「Daytime Blue」のダイアルには、特別な型打ちパターンが施されている。このモチーフとなっているが、1975年に発売された世界初のチタン製 600m飽和潜水モデル。この時計の裏蓋には、海の荒々しい情景を表現した「ウェーブマーク」が刻印されていた。
それ以来、高い技術力と信頼性の象徴として、このマークはセイコーダイバーズウオッチの裏蓋に刻まれているのだが、今回の新作では、その「ウェーブマーク」をダイアルでも表現しているのだ。

裏蓋には、この「ウェーブマーク」に加えて「LIMITED EDITION」の文字とシリアルナンバーが刻まれている。ちなみに限定数は、世界限定で4500本。うち国内が2000本となっている。
小ぶりな径40㎜ケースにおさまるムーブメントは、日差+25秒から−15秒(気温5度~35度において腕に着けた場合)の信頼性の高いキャリバー6R 55。毎時 2万1600振動で約72時間というロングパワーリザーブも実用的だが、何よりこれだけの内容でアンダー20万円を実現していることにも注目して欲しい。
<セイコー プロスペックス>ダイバーズ 1965 ヘリテージ ファンセレクト 限定モデル 特設ページ
問い合わせ/セイコー プロスペックス公式サイト
文/市塚忠義