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VACHERON CONSTANTINのアトリエ

現在のヴァシュロン・コンスタンタンは、ジュネーブとジュウ渓谷の2ヵ所にアリエを持つ。優美な意匠のジュネーブ・スタイルと、ジュウ渓谷の緻密なパーツ製造の歴史とが融合し、ヴァシュロン・コンスタンタンの時計は、スイス屈指の美と精密さとを兼ね備えるに至った。

美に長けるジュネーブ、精密加工のジュウ渓谷、2つの技巧が調和する

ジュネーブのアトリエ

ジュネーブのアトリエ
2004年8 月9 日に完成した本社兼アトリエ。半分に切ったマルタ十字を模した斬新な外観は、スイス人建築家ベルナール・チュミによる。部品の最終仕上げやエングレービングなどがここで行われている。2015年に増築。

ジュウ渓谷のアトリエ

ジュウ渓谷のアトリエ
3 カ所に分散していたジュウ渓谷のアトリエが、2013年にル・ブラッシュに完成した新アトリエに統合。中では最新の工作機械により部品が製造されるほか、パーツの面取りなどの手仕上げも行われている。

機能性と伝統美とを得意なエリアで分業

スイス時計産業発祥の地ジュネーブは、16世紀から美を重んじてきた。もう一つの時計産業の中心地であるジュウ渓谷は実用性を重んじ、部品の加工技術を追求してきた。
美しきジュネーブ・スタイルを継承してきたヴァシュロン・コンスタンタンは、ジュウ渓谷にも早くから小さなアトリエを構えていた。そして1998年、友好関係にあった手作業専門の部品製造会社HDGを傘下に収め、新たな「アトリエ・ヴァシュロン・コンスタンタン・ヴァレ・ド・ジュウ」が生まれた。
ここで作られた部品は手仕上げが施された後、ジュネーブのアトリエに運ばれ、最終仕上げや装飾をし、組み立てられる。これら2つのアトリエによって、伝統的手仕上げを義務付けたムーブメントの開発が推し進められるようになったのである。
そして2004年、ジュネーブ郊外のプラン・レ・ワットに新たな本社アトリエが、2013年にはジュウ渓谷のル・ブラッシュに新アトリエが完成。2012年以降、ムーブメントだけでなく時計全体が対象となったジュネーブシール取得のため、万全の体制が整っている。

精緻な機構と美しさを生む高度な組み立てテクニック
ムーブメントの組み立ては、ジュネーブのアトリエで行われている。すべての部品はジュウ渓谷とジュネーブ、それぞれのアトリエで面取りや装飾仕上げが施され、トゥールビヨンをはじめ多様なムーブメントが美を宿す。

時計師自らが工具を磨く
仕上げに用いる工具は、担当する時計師自らが使いやすい形状に先端を削る。鋭利な刃先で微細な部品の面取りも丁寧に施され、製品にはジュネーブシールが与えられる。

歯車のフレーム内も研磨
スケルトン・ムーブメントも得意。写真は、肉抜きした歯車の内側フレーム内を仕上げている様子。歯車の中心を専用固定具で両側から支え、内側を入念に磨き上げる。

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