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2022.08.02
いま、イエローゴールドがクラシックなワケ
純金に近い色調で華やぐクラシックウォッチ
ピンクに代表される赤系ゴールドは、酸素をシャットアウトする精錬技術の後に生まれた、実は比較的新しい合金である。ヴィンテージウォッチの金無垢が、イエローゴールドなのはこれが理由。ゆえにイエローゴールドは、純金に近い色合いで華やかであると同時に、レトロな印象を漂わせる。それはカルティエの「タンク」のような、ロングセラーのクラシックウォッチにおいて、より顕著だ。新作「タンク ルイ カルティエ」に登場したイエローゴールドモデルは、「タンク」誕生当時を想起させる上質なクラシック感をまとっている。縦横4本の直線で構成されたミニマルな角型のフォルムを、インデックスがないプレーンなブラックダイヤルが純化する。薄型手巻きキャリバー搭載で、ケースも6・6ミリ厚と極薄でドレッシィ。イエローゴールドの華やかな色調と相まって、フォーマルな雰囲気が醸し出された。
まだある注目モデル
オメガ スピードマスター “ムーンウォッチ” ムーンシャインゴールド/独自のYG製。手巻き。径42mm。18Kムーンシャインゴールドケース。ラバーストラップ。5気圧防水。335万5000円。6月発売予定。
チューダー ブラックベイ 39 S&G/ダイバー顔にYGベゼルが新鮮。自動巻き。径39mm。SS+18KYGケース&ブレスレット。100m防水。58万7400円。7月発売予定。