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2023.03.02
2023年の時計界の流行カラーは「ターコイズ」だ!?
彩り豊かな新時代のブルーが台頭
時計業界を席巻したグリーンダイヤル人気も気づけば5年ほど経ち、トレンドというよりは定番として浸透した感が。
2022年の新作群ではその構図を打開する、“ポスト・グリーン”を意識した様々な配色が見られたが、頭角を現しているのがターコイズ系の、軽やかなブルーだ。
起爆剤のひとつとなったと考えられるのが、2021年末のオークションで歴史的高額を記録したパテック フィリップのノーチラス。
同社はグリーンダイヤルが人気となりはじめた2017年にいち早くアクアノートのグリーンダイヤルを発表するなど、トレンドを先取りする気質も強く、果たして今年は多彩なブランドからターコイズ系の新作が出揃った。
PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)
ノーチラス 5711/1A
ティファニー記念限定モデル
ティファニーとのコラボレーションで170本のみ製作された特別モデルで、2021年12月11日、フィリップス社のオークションにて650万3500ドルで落札された。自動巻き。径40mm(10-4時方向)。SSケース&ブレスレット。完売。(パテック フィリップ公式サイト)
MORITZ GROSSMANN(モリッツ・グロスマン)
デイト ターコイズ
グラスヒュッテの職人技が冴える文字盤の精緻なギョーシェ装飾が、艶やかなターコイズブルーをさらに際立たせる。世界限定18本。手巻き。径41mm。SSケース。アリゲーターストラップ。693万円。(モリッツ・グロスマン公式サイト)
GLASHÜTTE ORIGINAL(グラスヒュッテ・オリジナル)
セブンティーズ・クロノグラフ・パノラマデイト-リミテッドエディション
1970年代のトレンドに想を得たコレクションの新作は、ビビッドな“ディスコブルー”! 世界限定100本。自動巻き。ケース40×40mm。SSケース。ラバーストラップ。185万9000円。完売。(グラスヒュッテ・オリジナル公式サイト)
GRAND SEIKO(グランドセイコー)
ヘリテージコレクション
メカニカルハイビート36000
銀座限定2022モデル SBGH297
セイコーの創業地・銀座の華やぎを、上品なスカイブルーや“銀座グリッド”と呼ぶ独自のパターンで表現。260本限定。自動巻き。径40mm。SSケース&ブレスレット。77万円。数量限定モデルにつき製造終了。(グランドセイコー公式サイト)
SINN(ジン)
Model.556 アクアマリンブルー
各種ミッションに対応した特殊モデルで知られるドイツブランドの定番が、宝石のイメージを取り入れた美麗ダイヤルで新境地に。世界限定400本。自動巻き。径38.5mm。SSケース。キャンバス・レザーストラップ。29万7000円。(ジン公式サイト)
[時計Begin2023 WINTER&SPRINGの記事を再構成]
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