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2024.06.10
名門オリスの大定番ダイバーズに新世代が登場!!Aquis(アクイス)新旧対決
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小さな改良を重ねて確実に前作を超えていく
オリスを代表する本格ダイバーズウォッチ「アクイス」に待望の新モデルが誕生。一体どこが変わったのか、徹底して新旧比較!
安定して人気の高い「定番モデル」とは、多くの時計ブランドにとって、実は厄介な存在でもある。開発陣とすれば、もう手を加えたくないというのが本音だが、何もしなければ時代の波に飲み込まれてしまう。結果、ポルシェ911のように姿は変えずに、徹底して実用的な改良を行う。こうした好循環が作り出せれば、定番モデルは、更なる定番モデルとして進化していくことができるのだ。
オリスの定番「アクイス」は、まさにその代表例だ。AQUIS=水という名が示すように、本格的なダイバーズウォッチとして2011年に誕生。プロフェッショナルな本格仕様にして手の届きやすい価格帯、あらゆるライフスタイルにマッチするスタイリッシュな外観で人気を博し、オリスにとって欠かすことができない人気定番モデルとなった。
そんな絶対的エースの第4世代が、ウォッチズ&ワンダーズ2024でついに発表された。写真から分かるように、一見では、新旧の違いは分からない。しかし「この価格帯ではありえないほど、時計の作り込みにこだわりました。あらゆるディテールを見つめ直し最適化することで、アクイスは日常使いできるジュエリーに進化したのです。」とオリスCEOのロルフ・スチューダーが語るように、目を凝らして見ていくと、そこにはかつてないほどの細かな改良が施されていた! では早速、その違いを検証してみよう。
【新モデル】
アクイス デイト 43.5mm
写真のグリーンダイアルの他に、ブラックダイアル、ブルーダイアル、リサイクルPETダイアルを展開する。エクステンション機能付きのフォールディングクラスプを装備。自動巻き。径43.5mm。SSケース&ブレスレット。300m防水。40万7000円。
【旧モデル】
なくなり次第、ディスコン
現行のアクイス デイトは、新モデルの登場により、店頭在庫がなくなり次第、ディスコンとなる。自動巻き。径43.5mm。SSケース&ブレスレット。300m防水。36万8500円。ディテールは改良された新モデルに軍配が上がるが、40万円を切る価格は、やはり魅力的だ。
よーく見ればここまで違う!
ケース
直径43.5mm、厚さ13mmに変わりはないが、すり鉢形状の傾斜がより強くなり重心がさらに下に。更なるフィット感の良さを実現した。
リューズ
リューズガードでしっかりと守られたリューズも、新モデルでは、滑り止めの溝の間隔が狭くなり、リューズ自体もやや薄くなった。
ラグ
ケースとブレスレットをつなぐラグには、明確な違いが。下方に向かいテーパードが強くなり、ケースに対する傾斜も強くなった。
デイト&ロゴ
デイト表示ディスクのベースの色が、以前はブラックだったが、新作ではダイアルと同色に。AQUISのロゴもややコンパクトになった。
ブレスレット
3連ブレスレットを構成する両サイドのコマがスッキリとスリムになり、バックルに向かって、より幅が細くなっていくデザインに。
バックル
バックルはより細身のものに変更。逆に、傾斜のついたポリッシュ仕上げの両サイド部分は幅が広くなった。ロゴはシャープな書体に。
こちらも同時にデビュー
400シリーズにアップサイクルリサイクル
PETダイアルにも自社キャリバー400搭載モデルが登場。自動巻き。径43.5mm。SSケース&ブレスレット。63万8000円。
ひと回り小さい41.5mmケース
小振りな41.5mmモデルにも同様の改良を施した新モデルが登場。自動巻き。径41.5mm。SSケース。右はSSブレスレット/40万7000円、中・左はラバーストラップ/37万4000円。
ボーイズサイズの36mmケース
アクイスで最も小さいケースのボーイズモデルも新世代に。自動巻き。径36.5mm。SSケース。右はSSブレスレット/40万7000円、中・左はラバーストラップ/37万4000円。
商品の問い合わせ/オリスジャパン
TEL:03-6260-6876
※表示価格は税込み
写真/Studio Mug(小沢達也) 文・構成/市塚忠義