【カシオウォッチ】50th特別企画「大人のメタルカシオ」第2回 MR-G

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ここが「Ｇ」の最高峰

外装にさまざまなメタル素材を駆使した「MR-G」。G-SHOCKの最高峰モデルとして人気を博している。このシリーズに和の伝統意匠がモチーフの新作が登場。新たな美を最新技術で創造した最強の「G」とは？

＼ 体の“硬さ”なら誰にも負けません。 ／

日本の伝統的美意識が宿る個性派の融合メタルモデル

G-SHOCK「MR-G」は、外装をメタル素材で統一した最高峰コレクションである。日本のものづくり哲学と革新的な技術を融合し、構造や機能から素材、色、仕上げまでこだわり尽くすことにより、本物の風格が漂うフルメタル耐衝撃ウォッチが完成。価格も最高級ながら今や人気No.1を誇る。その「MR-G」の名を冠した新作が、5000シリーズと双璧をなすアイコンの2100シリーズから登場した。

新作の最大の個性は文字盤に見られる。波状の凹凸と細かな穴が織りなす独創的な格子模様は、日本古来の「木組」に想を得たもの。これは釘などを使わずに木材だけを組み合わせて作る建築技法で、平安時代から神社仏閣をはじめ多くの木材建築に活用されてきた。この装飾はデザイン面の美しさだけでなく、隙間から光を通して搭載する電波ソーラーの駆動にも貢献している。

また、特徴的な8角形ベゼルは27ものパーツで構成され、各々を丁寧に磨いてから組み立てることで隅々まで輝きを放つ仕上がりに。その素材に純チタンの４倍の硬度の合金「コバリオン®」、ブレスには3倍の硬度のチタン合金「DAT55G」、ケースや裏蓋などには「64チタン」と3つの異なる素材を使い分け、強さと美しさをあわせもつメタル外装を実現。

さらにベゼルとケースの間には緩衝材を配し、耐衝撃性を高めた「マルチガードストラクチャー」としている。もちろん「G」ならではの多機能も搭載。ハイテク技術と匠の技を融合した最新の「MR-G」なのだ。

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日本伝統の美しさに最新の独自技術で挑む

先進素材融合の和意匠
MRG-B2100B-1AJR

日本の伝統技術「木組」がモチーフの文字盤デザインを採用した新作。64チタン製ケース、コバリオン®製ベゼル、DAT55G製ブレスレットを組み合わせた。タフソーラー。マルチバンド6。スマートフォンリンク。クォーツ。径44.4mm。20気圧防水。64万9000円。

初代の角型ケースが進化
MRG-B5000B-1JR

初代G-SHOCKのデザインをメタル素材で実現したMR-G。こちらもマルチガード構造のケースとベゼル、ブレスレットにチタン合金などの先進素材を使用した。タフソーラー。マルチバンド6。スマートフォンリンク。クォーツ。径43.2mm。20気圧防水。49万5000円。

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すべての“技術”に意味がある！

ケースを27のパーツに分けた理由
→すべての面を磨くため
通常は一体成形されるケースを27のパーツに細分化。各パーツに美しい鏡面を生むザラツ研磨を採用するなど、すべての面を磨き上げてから組み立てることで、研磨処理が難しい箇所まで美しい仕上がりを可能にした。また、多パーツ化したベゼルとケースの間に緩衝材を組み込み、モジュールへの衝撃を緩和する「マルチガードストラクチャー」を採用している。

3つの素材〔コバリオン®、DAT55チタン、64チタン〕を採用した理由
→軽く強くを実現するため
本作はケース・裏蓋・プッシュボタン・リューズに「64チタン」を採用したほか、ベゼルに純チタンの約4倍の硬度でプラチナ同等の輝きをもつ合金「コバリオン®」、ブレスレットのコマに純チタンの3倍の硬度で加工性に優れたチタン合金「DAT55G」を取り入れた。これら日本で開発された高硬度な合金を組み合わせることで、軽量・硬質かつ美しい外装に仕上げた。

「木組」調にした理由
→2100初の電波ソーラー
日本伝統の「木組」に着想した装飾を採用した文字盤。ベース面に波状の凹凸と微細な穴が生み出す幾何学模様を施し、組子格子の美しい世界を構築。これにより微細な穴からソーラー発電に必要な光が通り、2100シリーズ初の電波ソーラー仕様が実現している。

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TEL：0120-088925（時計専用）

※表示価格は税込み
写真／岸田克法　文／岡崎隆奈　構成／市塚忠義　イラスト／JERRY