呼ばせてくれ、これぞ、令和のバラチュー「TUDOR ブラックベイ クロノ“ピンク”」

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レトロモダンな２つ目と甘いピンクが絶妙マッチ

パステル文字盤のトレンドに、チューダーがピンクで参戦した。こちらはチューダーが公式計時を担当する「インテル・マイアミ ＣＦ」のチームカラーをフィーチャーしたもの。デビッド・ベッカムが共同オーナーを務める同クラブはいま最も熱いプロチームとして注目されており、サッカー好きなら見逃せない１本といえよう。

しかし本誌はもうひとつの価値を見出してしまった。というのもこのどこか気品を感じる落ち着いた色合い、ピンクの薔薇を思わせないだろうか？

薔薇といえば、’30〜’60年代のチューダーが使用したロゴマーク。近年もいくつかのモデルで薔薇ロゴが復活したが、日本に正式上陸を果たした18年以降は存在せず。

ロレックスの販路拡大のために立ち上げられたチューダー。その名は英国チューダー家にちなみ、1930〜60年代頃まで使用した薔薇ロゴは同家の家紋がモチーフだ。デカバラ、小バラ、さらに盾と組み合わせた盾バラなどが存在し、かつて本誌アンティーク特集の常連だった。

つまり本作は、“今買える唯一のバラチュー”と言えなくもない。そう考えると、サッカーに全く興味がない人も俄然愛おしく感じられてきたはず。

チューダーさん、次はぜひ、このローズピンクに薔薇をあしらったモデルをお待ちしています！

TUDOR（チューダー）
ブラックベイ クロノ “ピンク”

スノーフレーク針、ドーム型風防、２つ目レイアウトなど、ブランドのヴィンテージ要素を巧みに取り入れた人気クロノグラフを、ピンクの文字盤で新鮮かつ洒脱に！　搭載するのはコラムホイールと垂直クラッチを備えるCal.MT5813。200m防水。自動巻き。径41mm。SSケース＆ブレス。79万2000円。

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お問い合わせ：日本ロレックス / チューダー
TEL：0120-929-570

※表示価格は税込み

文／吉田 厳(十万馬力)