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2026.08.18
新進メゾン、輸入が途絶えてるブランド、伝説の名門、日本上陸はある?
【全部新作! 2026 キーワードから逆引き 最旬推し時計 157本】
日本導入が期待されるブランド
ウォッチズ・アンド・ワンダーズを中心に、2026年も100を超えるブランドを取材! そこで見えてきた最新のキーワードから、今最も旬な推し時計をご紹介。
信頼できる調査によれば、日本の時計市場は右肩上がりを続ける世界的にも稀有な存在。魅力的なマーケットへの初上陸・再上陸を虎視眈々と目論む、3ブランドをピックアップした。
美しさと高精度を公式認定で実証
AKHOR(アコール)
名だたる時計メゾンの数々を支えてきた凄腕サプライヤーが、満を持して自社ブランドを設立。昨年のジュネーブ・ウォッチ・デイズで初作となる「ルタン・エキリブル」のプロトタイプを披露し、今年正式に時計市場に参入を果たした。
ルタン・エキリブル

初作で自社製ムーブメントを搭載し、ジュネーブシールとCOSC認定クロノメーターをダブルで取得。サプライヤーとして培った高い技術力を証明した。ダイアルは二層構造。ハニカム装飾が彩る中央部を持ち上げ、その外側に顔を出す時分針が浮遊しているかのように時を示す。構造上ダイアルは厚くなるが、ケース厚を11mmに抑えた。手巻き。径39mm。SSケース。アリゲーターストラップ。3気圧防水。3万8800スイスフラン。

搭載する自社製Cal.AK10は、31mmの大口径。2重香箱で60時間駆動を得ている。細かく分割したブリッジは、ジュネーブの伝統。手仕上げも、見事だ。

2枚の文字盤の組み合わせはカスタムオーダー対応。右はSSケースでベゼルとダイアル中央にダイヤをセット。4万9800スイスフラン。中央は18KRGケース。5万7800スイスフラン。左はSSケース。2万8800スイスフラン。
ローターの動きでダイアルを遊ぶ自動巻きの始祖
PERRELET(ペルレ)
自動巻き機構の発明者である時計師の名を冠するスイスの時計メゾン。一時期日本でも展開され、1995年に実現したダイアル側に第2のローターが備わるダブルローター搭載のモデルを覚えている読者もいるだろう。再上陸が待たれる。
Turbine Casino Roulette

ダイアル側のローターを空回りさせ、表現として利用する2009年登場の“タービン”の新装。ご覧のようにダイアルはルーレット状になっていて、手首を振ってローターを回し、止まった際に矢印が数字を指す仕掛けが楽しい。遊び心にあふれるが、COSC認定クロノメーター取得の高精度を誇る。チタンの外装の仕上がりも、なかなかに見事だ。自動巻き。径41mm。チタンケース&ブレスレット。100m防水。5250ユーロ。
航空界の発展を時計で支えた名門
GALLET(ギャレ)
1826年創業。20世紀初頭には動力飛行の計時を担うストップウォッチの製作で航空界の発展に寄与した。また航空用クロノグラフでも名を馳せながら、休眠状態にあった名門を、ブライトリングが買収。復活&日本上陸の期待が高まる。
フライング・オフィサー

下の広告に掲載された「フライング・オフィサー」はいくつものバリエーションが存在し、これは1939年誕生の初作である。ダイアル中央にスパイラル状のタキメーターを装備。さらに外周には各タイムゾーンの主要な都市名が配され、回転ベゼルと連携でそれぞれの時刻がわかる、簡易なワールドタイマー機能が備わる画期的なモデルだった。これをブライトリングは、どうアレンジするのか? 今から楽しみ。

右は航空用のストップウォッチ、左は1939年に防水ケースのクロノグラフをいち早く実現した「フライング・オフィサー」の広告。同クロノグラフは、米陸軍航空隊向けに開発され、ハリー・トルーマン大統領も愛用した。
[時計Begin 2026 SUMMERの記事を再構成]
※表示価格は税込み