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2026.09.10
エルブランのムーンフェイズが誘う、 秋の夜長を彩る月のロマン
sponsored by HERBELIN
盤面に詩情を添えるムーンフェイズ機構。中でもより美しく、洒脱に表現した1本が欲しいなら、エルブランの新作に注目を。フランス流のエスプリが香る逸品だ。

海から空へ思い馳せるフランス流の月相表示
日本に中秋の名月を愛でる風習があるように、秋は澄み切った夜空に浮かぶ月がひときわ美しく映える季節だ。その満ち欠けを文字盤の上で楽しむムーンフェイズは、実用機能でありながら、時計に詩的な余韻をもたらすロマンチックな機構でもある。
その魅力を、フレンチエレガンスの感性で表現したのが、エルブランの代表コレクション「ニューポート」に加わった新作である。1988年に誕生したニューポートは、舷窓を思わせるビス留めベゼルに象徴される、海洋世界を着想源とするコレクション。潮の満ち引きと深く結びつき、古くから生命や時間の象徴として親しまれてきた「月」を題材にしたモデルについては、以前から構想を温めていたようだ。
満を持して登場しただけに、その完成度はすこぶる高い。まず目を引くのが、ブランドカラーであるマルセイユブルーを基調とした文字盤だ。クレーターを思わせる凹凸をエンボス加工で表現し、ブルーやシルバーの繊細な濃淡によって奥行きを演出することで、月面の陰影を思わせる立体的で詩的な表情を生み出している。
ハイライトとなるのは、北半球と南半球それぞれの月の満ち欠けを同時に表示する、希少なダブルムーンフェイズ(ダブルヘミスフィア・ムーンフェイズ)だ。ムーンディスクにはリアルな月面の表情がエンボス加工で再現され、N/Sの表示によって上が北半球、下が南半球の月であることをさりげなく示す。機構の美しさに遊び心を忍ばせるあたりにも、エルブランらしいエスプリが感じられる。
搭載するムーブメントは、本作のためにセリタと共同開発した特別な仕様。セリタのダブルムーンフェイズムーブメントの搭載はエルブランにとっては初の試みであり、パワーリザーブは同社の標準的なムーブメントより長い約65時間を誇る。見た目のエレガンスだけでなく、機械式時計としての確かな完成度も本作の魅力だ。
エルブランは1947年、ジュラ山脈に抱かれたフランス・シャルクモン村の小さなアトリエで創業した。以来、「完璧に機能するエレガントな時計」を揺るぎない指針とし、フランスの暮らしに寄り添う美しく良質な時計を適正価格で届け続けてきた。本作にも、その誠実な時計づくりと洗練された美意識が息づいている。秋の夜空を思わせるムーンフェイズの新たな傑作として、審美眼ある大人の腕元にふさわしい一本と言えるだろう。
HERBELIN(エルブラン)
ニューポートダブルムーンフェイズ

舷窓イメージのベゼルやセントラルラグといった、ニューポートならではの美麗なデザインも、古典的複雑機構であるムーンフェイズをモダンに見せるポイントに。100m防水。自動巻き。径40.5mm。SSケース。SSブレスレット(月面タイプ文字盤)は33万円。レザーベルト(ブルーラッカー文字盤)は30万8000円。
仏の顔は三度オイシイ! こだわりの月ディテール
(1)月面のクレーターを思わせる 立体的なエンボス文字盤
(2)北半球と南半球を映す 希少なダブルムーンフェイズ
(3)N/S表示で見方を示す 遊び心ある月相ガイド

セリタと共同開発したオリジナルムーブメント

舵輪のマークが入ったねじ込み式リューズ

両開きバックルで着脱のストレスなし

月面エンボス加工のないスマートなブルー文字盤も!
日進月歩するエルブランの最新トピック

新ブティックが南フランスにオープン
2026年7月、フランス国内3店舗目の直営店が、セザンヌゆかりの芸術の街、南仏の古都エクス・アン・プロヴァンスにオープン。新たなブランド拠点だ。

世界アーチェリー連盟の公式タイムキーパーに
エルブランは、2025年に世界アーチェリー連盟とパートナーシップを締結。主要な国際大会の計時を務めるとともに、大会優勝者に特製時計を贈呈している。

スキー&ヨットの世界チャンピオンをサポート
フリーライドスキーの世界王者に二度輝き、ヨットレースのClass40でもチャンピオンになったフランスの英雄、オレリアン・デュクロ氏の活動を支援。
問い合わせ/タパック
TEL:03-3354-5341
※表示価格は税込み
[時計Begin 2026 AUTUMNの記事を再構成]
写真/若林武志(YUKIMI STUDIO) 文/吉田巌(十万馬力)