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2018.07.05
オーストリア皇帝が愛した時計 カール・スッキー&ゾーネが日本上陸
カール・スッキー&ゾーネは、約200年前の工房を起源とする希少なオーストリアブランド。オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝をはじめ、かの有名な心理学者フロイトも顧客だった。2016年に再建され、今年日本上陸を果たした同ブランドの第1作が「ワルツNo.1」だ。左右で描き分けた緻密なギョーシェを施した文字盤に、同様のギョーシェの独特の秒ディスクを備え、内部には薄型自動巻きムーブを搭載。スイスやドイツともひと味違う、シンプルだが徹底して品質にこだわった作風は、目利きの時計好きに刺さるに違いない。
ムーブメントは独立時計師マーク・イェンニが製作
ムーブを手がけたのはアカデミー所属のマーク・イェンニ。パウル・ゲルバーのもとで修業後、ティファニーでも活躍した独立時計師だ。
Carl Suchy&Söhne(カール・スッキー&ゾーネ)
ワルツ No.1 ブルー・ダニューブ
セカンドシリーズの貴重な限定5本のブルーダイヤルモデル。緻密なギョーシェを施した文字盤の6時位置に、秒表示の「ワルツィング・ディスク」を装備。自動巻き。径41.5㎜。SSケース。カーフストラップ。120万円。
カール・スッキー&ゾーネの歴史
プラハ生まれの時計師カール・スッキーが、ドイツでの7 年の修業後プラハに戻り工房を開設。彼と4人の息子による会社は、やがてオーストリア・ハンガリー帝国における唯一の高級時計メーカーとなった。20世紀に入り一時休眠するが、2016年に復活を遂げた。
お問い合わせ先:ノーブルスタイリング Tel.03-6277-1604