- 時計Begin TOP
- ニュース
- ティソからクラシカルなスモセコ手巻き3針ウォッチが登場
2019.01.06
ティソからクラシカルなスモセコ手巻き3針ウォッチが登場
165年にわたるティソの伝統を今に伝える「ヘリテージ」。今年追加された新作は、このブランドとして久しぶりにエントリーした手巻きウォッチだ。
最新作の「ティソ ヘリテージ 2018」は、1943年にティソが発表した2 針+スモールセコンドの時計に想を得ている。オリジナルはケース素材にニッケルクロム合金を用い、同社専用に開発された直径27㎜の手巻きキャリバーを搭載。都会で暮らす男性のために生み出された、シンプルでスタイリッシュなモデルであった。
このオリジナルを踏襲し、新作でもやはり手巻きキャリバーを採用。古典的なロングセラー製品であるユニタスをベースに、チューンナップしたムーブメントを搭載する。また、繊細なヘアライン仕上げが施された文字盤には、ヘリテージの特徴であるオールドロゴと気品漂うリーフ針を配し、余計な装飾を排したミニマムなデザインにアクセントを加えている。さらに、風防はサファイアクリスタル素材を古風なボックス型に仕立て、植物由来のタンニンでなめしたレザーストラップは、使うほどに馴染み、独特の風合いが楽しめるエイジング仕上げに。
ムーブ、デザイン、装備まで、名門のこだわりが存分に味わえる1本である。
ツウ好みの旧ロゴです!
[時計Begin 2019 WINTERの記事を再構成]
文/岡崎隆奈 構成/市塚忠義