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2019.06.14
今年誕生、即デビューの「ノルケイン」ってどんな時計?【ローンチイベントリポート】
デビュー半年で、現在日本を席捲中の最注目ブランド!
注目のスイス時計がデビューした。その名は「NORQAIN(ノルケイン)」。洗練されたデザイン、細部にまでこだわったクオリティを持つスイスメイドの機械式にして、3針モデルが概ね20万円台、クロノグラフが同40万円台と、手の届く適正な価格で用意される。
2019年1月にスイス・ジュラ山脈の裾、時計製造の中心地ビエンヌで誕生したこの新進ブランドは、ファーストモデル発表後、わずか半年足らずでの日本上陸となった。
創業リーダーにしてCEOはベン・カッファー氏。年間数十万本のスイス時計を製造するファクトリーの経営に関わる名門ファミリーに生まれた彼は、前職で有名スイスブランドのディレクターとして辣腕を振るい、今年、完全独立系のスイス時計「ノルケイン」を立ち上げた。
誕生したばかりのこの新進ブランドに、早速共感したカッファー氏の日本の盟友たちは、「ノルケイン・ジャパン」を設立。彼を日本に招き、ローンチイベントを開いた。イベントが行われたのは、oomiya大阪心斎橋店とISHIDA表参道店(写真はすべてoomiya大阪心斎橋店のもの)。両店には顧客が招かれ、パーティ形式でイベントは進行。ノルケインの各コレクションが用意され、若きCEOは、熱く新ブランドに対する思いを語った。
「ノルケイン」のブランドコンセプトは、“冒険、自由、自分らしさ”。そのブランド名「NORQAIN」には、
N=NEW(新しい世界に目を向け)
O=OPEN-MINDED(柔軟な思考と)
R=REBELLIOUS(立ち向かう気概を備え)
Q=QUALITY TIME(瞬間、瞬間に情熱をそそぎ)
A=ADVENTURE(未知へ挑み続ける)
I=INDEPENDENT(自分らしい生き方を探し求め)
N=NICHE(誰にも似ていないことに誇りを持つ)
という意味がある。また、そのロゴは、2つのNで構成された山の頂を表し、スイスブランドの誇りを表現している。
ノルケインの大きな特徴は、時計ケースの左側側面に備える「ノルケインプレート」。オプションで、イニシャルや日付、自分の好きな文字を刻印したプレートに交換することができる。
発表になった新作は、ブランドコンセプトに沿った3つのコレクション。全てのモデルに共通するのは、ハンドメイドによる細部の仕上げ、スイス伝統の機械式ムーブメントだ。
アドベンチャー スポーツ コレクション
冒険心を刺激するコレクション。文字盤のブランドのロゴパターンの装飾と、ローレット加工を施したベゼルが特徴。
アドベンチャー スポーツ クロノ オート/自動巻き。ケース径44㎜。DLC加工SSケース。ファブリックストラップ。45万2000円。
アドベンチャー スポーツ クロノ オート/自動巻き。ケース径44㎜。SSケース。ファブリックストラップ。41万円。
アドベンチャー スポーツ クロノ オート/自動巻き。ケース径44㎜。SSケース。ラバーストラップ。38万円。
アドベンチャー スポーツ オート/自動巻き。ケース径42㎜。SSケース&ブレスレット。23万円。
アドベンチャー スポーツ オート/自動巻き。ケース径42㎜。SSケース。ファブリックストラップ。21万円。
アドベンチャー スポーツ オート/自動巻き。ケース径42㎜。SSケース。ファブリックストラップ。21万円。
アドベンチャー スポーツ オート/自動巻き。ケース径42㎜。DLC加工SSケース。ファブリックストラップ。25万2000円。
アドベンチャー スポーツ オート/自動巻き。ケース径42㎜。SSケース+セラミック/RGベゼル。ラバーストラップ。50万2000円。
フリーダム 60 コレクション
普遍の価値である自由をテーマに、デザインは正当ながら、細部へのこだわりを追求したコレクション。60年代のスイス時計の特徴であるスクエアカット風防、立体的な文字盤、ヴィンテージ仕上げのレザーに「NORQAIN」ステッチを施したストラップが特徴。
フリーダム 60 クロノ オート/自動巻き。ケース径43㎜。SSケース。イタリアンレザーストラップ。44万円。
フリーダム 60 クロノ オート/自動巻き。ケース径43㎜。SSケース。イタリアンレザーストラップ。44万円
フリーダム 60 オート/自動巻き。ケース径42㎜。SSケース。イタリアンレザーストラップ。21万円。
フリーダム 60 オート/自動巻き。ケース径42㎜。SSケース。イタリアンレザーストラップ。21万円。
フリーダム 60 オート/自動巻き。ケース径42㎜。SSケース。イタリアンレザーストラップ。21万円。
この他に、何者にも似ていないをコンセプトとした「インディペンデンス」と名付けられた特別コレクションがあり、クロノメーター認証ムーブメントのみを搭載する。また、それぞれのコレクションにはレディスモデルも用意され、ペアで愉しむことができるのもうれしいところ。
華々しくデビューを飾ったノルケイン。日本での取り扱い店も続々増えているようで、今後の展開が楽しみだ。
oomiya大阪心斎橋店内にはバーカウンターがあり、この日は特別に世界的コンクールで数多くの入賞経験を持つバーテンダー篠原恒治氏によるオリジナルカクテルがふるまわれた。
女性向けの時計も充実。レディスモデルも全て機械式というこだわりよう。
イベントのその場で各モデルのタッチ&トライができ、すぐに購入を決めたお客様もいたそう。
CEO自らが直接お客様とコミュニケーション。貴重な機会であった。
お問い合わせ先:ノルケイン・ジャパン℡03-6864-3876