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2019.06.10
オメガのすべてが凝縮された世界初の展示会「プラネット オメガ エキシビション」
4月26日、中国最大の現代アート美術館として知られる上海の当代美術博物館で、オメガによる次世代型の展示会イベントが開催された。
「プラネット オメガ エキシビション」は、時計史に名を残す歴代のヴィンテージモデルをはじめ、最新の現行モデル、またオメガだからこそ語れる数々のエピソード、ウォッチメイキングへのこだわり、パートナーシップの裏舞台など、オメガの魅力すべてを凝縮したイベントである。
面白いのは、これらが360度で展開されていること。どこを見回してもオメガ。まさにプラネットである。
展示会場の様子。オリンピックとスポーツ、宇宙、グラマー(オメガのアンバ サダーたちの魅力)、高い精度を誇るマスター クロノメーター、オーシャン(海洋)、ジェームズ・ボンド、 そして、これまで築いてきた遺産という、オメガが持つ特徴的な7つのトピックを見ることができる。
オリンピックとスポーツのセクション
高い精度を誇るマスター クロノメーターのセクション
ジェームズ・ボンドのセクション
俳優 エディ・レッドメイン氏も登場
またイベントには、イギリス人俳優のエディ・レッドメイン氏も登場し、オメガに対する熱い思いを存分に披露した。
記者 時計はあなたにとって、どのように大切ですか?
エディ・レッドメイン氏(以下、ER) 昔、音楽をやっていたので、リハーサルに遅れないように時間にはきっちりとしていて、時計は常に日常にありました。あとは、父親がオメガのデ・ヴィル(エレガントで薄い)をしていて、幼い頃からそれを見ていたので、父親がつけていたような時計をつけたい、と昔から思っていました。それから、時計のブランドが持つ歴史やストーリーに感銘を受けます。特にオメガは150年もの歴史があり、ヘリテージを振り返り、新しく考案することが素晴らしいと思います。
記者 どのようなファッションと組み合わせますか?
ER シーマスター アクアテラは、エレガントでかつモダンなデザインなので、カジュアルスタイルやジャケットスタイルでも何にでも合わせられるので特に気に入っています。
記者 どのような点から、ご自身とオメガが合うと思われますか?
ER 家族のような絆や歴史が混じりあった点でしょうか。私と父親のかかわりも、かつて父親がオメガをチョイスしていたことで、私の憧れの時計もオメガだったように、それぞれの歴史があります。オメガもムーンランディングや、シーマスター、マスタークロノメーターの歴史など、過去の1ステップがあって今の家族があると思います。
記者 思い出に残る瞬間(モーメント)はいつでしたか?
ER 一つ目は、リオのオリンピックです。家族とコパカバーナに行き、ビーチバレーボールなど見ていたときに、タイムキーピングをしている方と話す機会がありました。最初、タイムキーピングは単に時間を計るだけだと思っていましたが、彼らと実際に話すことで、どれだけ精密な世界で彼らが働いているか、献身的に精密な計時に携わっているかを知り、圧倒されました(既に先を見据えたTOKYO 2020の話もしてました)。二つ目は、シーマスター アクアテラのイベントでベネチアに行ったときです。美しいパレスの景色やエレガントなイベントがとても印象に残っています。
またオメガ社 社長兼 CEOであるレイナルド・アッシェリマン氏は、オメガのアンバサダーであるエディ・レッドメイン氏に対しこのように話した。
「私たちのアンバサダーは“家族”のようなものです。1年ごとに変わることはありません。最初にエディに会ったのは、とあるイベントの会議でした。彼はとてもノーマルでした。オメガのお客様にも親密に接してくれ、仕事にも真剣に励んでいましたし、人として真のアンバサダーだと思いました。尊敬の意を周りのすべての人に持っています。
彼の人柄、スタイルはブランドにリンクするものがあると感じました。特に素晴らしいキャリアを持つ彼ですが、有名な大きな役柄(ホーキンス博士、ファンタスティックビーストなど)を演じる前と今もまったく変わらないことが素晴らしいところだと思いました。
オメガのアンバサダーであるジョージ・クルーニー、ダニエル・クレイグとはまた違う、新しいジェネレーションとしてエディが最適でしたし、最初に彼に会ったときから彼しかいない、と思いました。エディはとても真面目で、物事の正確さ精密さにもこだわるので、きっと彼自身がマスター クロノメーター認定を受けてると思います(笑)。とにかく素晴らしい人です」
この上海でのイベントは、すでに終わっているが、このあと中国各地で開催した後、世界中で予定されているという。日本で開催される日を心待ちにしたい。