2020.07.06

ひと味ちがう「青」を纏ったチューダーの新作ダイバーズ

「青」にこめられた、チューダー・ダイバーズ栄光の歴史「ブラックベイ フィフティ・エイト “ネイビーブルー”」

1958年はチューダー初の200m防水時計として開発された通称「ビッグクラウン」(Ref.7924)が発売された年。その記念すべき年にちなんで命名された「フィフティ・エイト」に新色モデルが登場。径39ミリと小ぶりのケースは、日本人の手首にしっくりくる大きさ。モデル名にまで採用された新色“ネイビーブルー”には、実はチューダーのダイバーズウォッチの栄光の歴史が秘められている。

1969年、文字盤とベゼルにブルーを採用したダイバーズウォッチを発表。その後多くのスポーツモデルにも次々とブルーが採用され、世界中に「チューダー ブルー」として広く知られることとなった。また、1970年代にフランス海軍が採用したチューダーのダイバーズウォッチにも同色が用いられていたのだ。

チューダー初のダイバーズウォッチが登場したのは1954年。当時で100m(330フィート)の防水性能を誇ったRef.7922である。以来、着実に進化を遂げ、世界中のプロフェッショナル、海軍から支持を得てきた。

新作「ブラックベイ フィフティ・エイト “ネイビーブルー”」は、チューダーのダイバーズウォッチのアイコンデザインである“スノーフレーク針”を採用。リューズには往年のチューダーファンには嬉しいバラの紋章“チューダーローズ”のレリーフが施されている。ネイビーブルーのドーム型文字盤、サファイアクリスタルのドーム型風防が非常にクラシカル。SS製の逆回転防止ベゼルは、マットブルー仕上げのアルマイト加工ディスクに60分目盛りがシルバーメッキされており、味出しが楽しめる。

搭載するマニュファクチュール キャリバー MT5402。スイス公認クロノメーター認定を取得している。その認定ではムーブメントの状態での日差が-4秒~+6秒。チューダーではさらにその上で、時計として組み上げられた状態での日差が-2秒~+4秒という非常に高い精度まで調整を施している。

搭載するのはマニュファクチュール キャリバーMT5402。スイス公認クロノメーター認定を取得し、耐磁性シリコンバランススプリング装備の高精度な自動巻きムーブメントだ。約70時間パワーリザーブを誇り、週末時計を外しておいても月曜の朝にゼンマイを巻く必要がないのもうれしいところ。

新作はブレスレット/ストラップ違いで、3連のSS製リベットブレスレット、“ソフトタッチ”ストラップ、ファブリックストラップの3タイプが用意されている。

ブラックベイ フィフティ・エイト “ネイビーブルー”/自動巻き。径39mm。SSケース&ブレスレット。200m防水。約70時間パワーリザーブ。36万3000円。発売中。

ブラックベイ フィフティ・エイト “ネイビーブルー”/自動巻き。径39mm。SSケース。“ソフトタッチ”ストラップ。200m防水。約70時間パワーリザーブ。33万2000円。発売中。

ブラックベイ フィフティ・エイト “ネイビーブルー”/自動巻き。径39mm。SSケース。ファブリックストラップ。200m防水。約70時間パワーリザーブ。33万2000円。発売中。

ブラックベイ フィフティ・エイト “ネイビーブルー”/自動巻き。径39mm。SSケース&ブレスレット。200m防水。約70時間パワーリザーブ。36万3000円。発売中。
ブラックベイ フィフティ・エイト “ネイビーブルー”/自動巻き。径39mm。SSケース。“ソフトタッチ”ストラップ。200m防水。約70時間パワーリザーブ。33万2000円。発売中。
ブラックベイ フィフティ・エイト “ネイビーブルー”/自動巻き。径39mm。SSケース。ファブリックストラップ。200m防水。約70時間パワーリザーブ。33万2000円。発売中。

お問い合わせ:日本ロレックス / チューダーTel.03-3216-5671
(構成・文/TAYA)