2022.05.12

「エル・プリメロの3針」は秒針が高速回転!

スモールセコンドは10秒間で1回転!!

ケースと流れるように一体化したブレスも優秀。シリコン製のアンクルとガンギ車を装備。パワーリザーブ約60時間。10気圧防水。自動巻き。径41㎜。SSケース&ブレスレット(ラバーストラップ付属のインターチェンジャブル)。96万8000円。

昨年発表した「クロノマスター・スポーツ」の予約待ち状態が続くゼニス。やはりクロノグラフの代名詞、エル・プリメロの人気は絶大なワケだが、ゼニスにおいて忘れてはならないもう1つの傑作が「デファイ」だ。懐中時計に使われていた名前だったが、1969年に腕時計シリーズを発表。

エル・プリメロと同年に誕生した個性的な14角形ケースは、そのタフさからコフルフォール(仏語で金庫)と呼ばれるように。そのオリジナルを復刻したのが「デファイリバイバル A3642」である。今回紹介する最新作は、14角形デファイを現代的に進化させた力作。ベゼルは12角形となり、更なるラグジュアリー感を手に入れた。また、ゼニスのスターマークをダイヤル全体で表現。

小さな星が全面に敷き詰められている。最大の特徴は9時位置のスモールセコンド。この秒針は10秒間で1回転し、1/10秒まで計測可能。

新型の「エル・プリメロ3620」。1/10秒の精度を誇るエル・プリメロ3600クロノグラフと同じ構造を持つ自社製ムーブメントだ。

そう、このモデルのムーブは、ハイビートな最新のエル・プリメロを3針仕様に改良した新型。毎時3万6000振動はもちろん、パワーリザーブは60時間にアップ。エル・プリメロの可能性はクロノだけではないことを証明した。

 

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[時計Begin 2022 SPRINGの記事を再構成]