2023.01.27

時間の概念を逆に辿る時計!?【クレドール流星螺鈿(りゅうせいらでん)】

無数の星が放射状に流れる流星群を螺鈿の貝特有の様々な色の輝きで表現した、クレドールアートピースコレクション螺鈿ダイヤル限定モデルが2月10日より発売される。

この文字盤を手掛けたのは漆芸家・田村一舟氏(※)。漆黒の文字盤上に時目盛り部分に、輝きの際立つ白蝶貝を採用、その周りには様々な色を放つ夜光貝を使用し、流星の儚さを表現している。時間という概念はもともと天体観測からはじまったものだから、ある意味、時計に星を表現するのは原点回帰かも!?

GCBY997。径37mm。日常生活防水。限定60本。165万円。2月10日発売。

厚さ1.98mmの極薄手巻きムーブメント「キャリバー6980」を搭載。シースルーバックなので、その美しいムーブメントが堪能できる。

(※)漆芸家・田村一舟(たむらいっしゅう)　1957年生まれ。石川県金沢市在住。清瀬一光師に師事し、金沢に伝わる伝統工芸「加賀蒔絵」を修得後、世界に類を見ない独自の細密技法を生み出す。漆器のみならず、加賀蒔絵をあしらった万年筆や腕時計を発表している。