2023.02.24

ブランパン【フィフティファゾムス70周年モデル】は３時間潜水の超プロ仕様!?

フィフティファゾムス70周年&「ゴンベッサ」プロジェクト10周年モデルとして登場

1953年にダイバーズ時計のアイコン的なモデルが誕生する。海中での経過時間を把握できる回転ベゼルを装備して、ダイビングの安全性を大幅にアップさせたその時計は、プロダイバーや水中探検家たちから信頼できる”愛機”として大人気となっていく……それがフィフティファゾムスである。今回、70周年モデルとなる「テックゴンベッサ」はさらに過酷な長時間のダイビングにも対応できるよう、なんと潜水時間が３時間も測定できる専用の針、逆回転防止ベゼルを搭載して登場した。

潜水時間、飽和システムから出るまで時間を最長3時間まで測定できる。径47mm。300m防水。自動巻き。387万2000円。

ちなみに「ゴンベッサ」とはダイバー、水中写真家、そして海洋生物学者でもあるローラン・バレスタ氏が2013年にブランパンの支援のもと、フランス領ポリネシアの巨大シュモクザメ「ヒラシュモクザメ」の生態を研究するプロジェクトとのことだ。今年はその10周年にあたる。今回のモデルは過酷な条件下で研究のために潜水調査するダイバーたちの意見を盛り込んで設計。本気仕様のプロ用ダイバーズ時計なのだ。

ベゼルのインレイには従来のサファイアではなく、ブラックセラミックを採用。視覚的に歪みのない曲面により、視認性をアップさせている。10時位置にはヘリウムバルブを装備。

ケースにラグはなく、直接ラバーベルトがビス止めされる。ダイビングスーツの上からでも装着しやすいようにエクステンションベルトとなっている。

ケースはグレード23のチタンを採用。軽量なのはもちろん、並外れた強度に加え、抗アレルギー性でもある。

裏蓋はシースルーバックとなる。ムーブメントには信頼性と堅牢な自動巻き13P8が搭載される。