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2023.04.29
パネライ王道モデル、ラジオミールの現代解釈・クアランタ
パネライ時計の歴史はラジオミールから始まる
1998年、スイスで開催されたジュネーブサロン(SIHH 国際高級時計サロン)で大復活したパネライは、それはもう衝撃的でした。それまでメンズ時計の平均的なケース径は36mm。それをパネライは径44mmのサイズで発表。世界の時計サイズの常識を一瞬にして変えたブランドでした。その後、「デカ厚時計」という言葉も生まれ(デカ厚時計という言葉を作ったのは兄弟誌Beginです。プチ自慢。笑)、他のブランドも時計のサイズをアップさせ、現在の時計のサイズ選択肢の拡大!? へつながります。
ラジオミールの原点は、1916年に特許を取得したラジオミール(暗闇でも視認性を高い発光物質)を使用し、1935年に発表されたプロトタイプの時計。イタリア海軍の依頼により、厳しい要求事項に忠実に応える形で製造された時計は1970年代初頭まで使用されていたが、その設計は軍事機密として保護されていた。その後、時計市場に参入し、冒頭の’98年の大復活につながったというわけです。
今回紹介する「ラジオミール クアランタ」は、当時の海軍ダイバーである径47mmのラジオミールコレクションをオマージュしつつ、よりエレガントな文字盤カラーと、ちょい小振りになったケース径40mmで登場。もちろんインデックスは暗闇でも視認性の高いスーパールミノバⓇが採用されている。
全6タイプ発表されたが、いずれもこれからのリゾートスタイルに映える最強の一本となりそうだ。
【ラジオミール クアランタ/PAM01292】サンブラッシュ仕上げホワイト文字盤。径40mm。SSケース。ダークブラウンアリゲーターストラップ。自動巻き。パワーリザーブ3日間。5気圧防水。80万4100円。
【ラジオミール クアランタ/PAM01293】サンブラッシュ仕上げブルー文字盤。径40mm。SSケース。セミマットダークブルーアリゲーターストラップ。自動巻き。パワーリザーブ3日間。5気圧防水。80万4100円。
【ラジオミール クアランタ/PAM01294】サンブラッシュ仕上げブラック文字盤。径40mm。SSケース。セミマットブラックアリゲーターストラップ。自動巻き。パワーリザーブ3日間。5気圧防水。80万4100円。
【ラジオミール クアランタ/PAM01386】サンブラッシュ仕上げグリーン文字盤。径40mm。SSケース。ダークブラウンアリゲーターストラップ。自動巻き。パワーリザーブ3日間。5気圧防水。80万4100円。
【ラジオミール クアランタ/PAM01026】サンブラッシュ仕上げホワイト文字盤。径40mm。ゴールドテックTMケース。ダークブラウンアリゲーターストラップ。自動巻き。パワーリザーブ3日間。5気圧防水。242万4400円。
【ラジオミール クアランタ/PAM01437】サンブラッシュ仕上げグリーン文字盤。径40mm。18KYGケース。セミマットブラックアリゲーターストラップ。自動巻き。パワーリザーブ3日間。5気圧防水。237万6000円。