2023.08.14

ボーム&メルシエ「リビエラ」のクロノグラフに新作

50周年を祝うフェアも続々と開催!

「リビエラ クロノグラフ チタニウム10722」。自動巻き。径43㎜。SSケース。ラバーストラップ。59万4000円。

ボーム&メルシエの「リビエラ」は、今年2023年で誕生から50周年を迎える。1973年の初代モデルより、ラグジュアリーな12角形ベゼルを受け継ぎながら進化を遂げてきた同社を代表する人気のスポーツウォッチだ。

横から覗き込んだ時にチラッと見えるゴールドリングのゴージャス具合が絶妙。

「リビエラ」の第五世代が誕生したのは2021年。ベーシックな3針オートマティックを中心に新しいラインナップがお披露目されたが、その時、最も大きなケースを与えられたのがケース径43㎜のクロノグラフだった。SSケースにブラックダイヤル、ブルーダイヤル、そしてADLC加工のブラックケース&ブラックダイヤルの3種類が用意された。

12角形ベゼルにセットされたビス、リューズの形状も多角形にこだわる。

今回、そのクロノグラフにスタイリッシュなバイカラー仕様が加わることになった。SS製のケースには、サンドブラスト仕上げのチタン製ベゼルが組み合わされている。SS素材とチタン素材のコンビネーションも美しいが、その2つの素材の間にゴールドカラーのリングをさり気なく忍ばせているところが、堪らなくお洒落だ。

実用的なデイデイト表示を備えたクロノグラフ・ムーブメントを搭載。

他にも、波模様だったダイヤルはグレーのワントーンに。スッキリとした一方で、インダイヤルには段差が設けられており、立体感はより強調されている。力強い時分針もスケルトンタイプとなり、中心部はゴールドカラー、先端はホワイトのスーパールミノバ®︎(ブルー発光)を塗布するなど、より手の込んだ仕様に変更されている。

1970年代のリビエラ・ファーストジェネレーション。

このようにディテールが絶妙に変化してきた「リビエラ」だが、現在、その進化の過程が楽しめる「歴代リビエラ」などを展示したフェアが、都内各所で開催中だ。昔のモデルに加え、今回紹介した新作クロノグラフも展示されているので、リビエラの歴史を学びながら最新リビエラをチェックしたいのなら、このチャンスを逃すわけにはいかないだろう。

リビエラ50周年記念フェア

■和光 本店1階  2023年8月16日(水)まで

「ボーム&メルシエ ウォッチコレクション」

リビエラの第1世代〜第3世代(1970年代〜1990年代)のヒストリカルピースも特別展示。

■伊勢丹新宿店 本館5階 ウォッチ/プロモーション 2023年9月5日(火)まで

「リビエラ50周年 POP-UP」

夏のリゾート地をイメージしたラグジュアリーなライフスタイルとともに最新タイムピースを紹介。会期中、金・土・日の各日先着20名にボーム&メルシエ特製うちわをプレゼント(なくなり次第終了)。※歴代リビエラの展示はなし

■日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー 2023年8月16日(水)〜29日(火)まで

「第26回三越ワールドウォッチフェア」

今年の新作モデルをはじめ、リビエラ50周年を記念したパーペチュアルカレンダーモデルなどをラインナップ。第1世代〜第3世代(1970年代〜1990年代)のヒストリカルピースも展示。

お問い合わせ:ボーム&メルシエ公式サイト

文・構成/市塚忠義