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2024.09.27
ボール ウォッチの人気モデルにターコイズ・ブルーの決定版
色だけじゃない! 見た目よし、中身よしの超実力派
「安心して永く付き合えるベーシックな3針モデルが欲しい…」。いつの時代であっても、これが機械式時計の王道のニーズである。その一方で「でも、ちょっと人とは違ったアプローチもしたいし、トレンドも外したくない」と考える人が多いのも事実。
そんな時計ファンの複雑な思いにスバっと応える腕時計、それがボール ウォッチの「エンジニアⅢ マーベライト クロノメーター」に新たに加わった「ターコイズ・ブルー文字盤」だ。ターコイズ・ブルーは、いま時計業界で最も特別感のある旬ダイアル。
ではターコイズ・ブルーがみんな同じ色かというと、そんなことはない。微妙に赤みがかっていたり透明感のある乳白色系だったりと、その色合いには各社のセンスと個性が表れる。ボール ウォッチのターコイズ・ブルーは非常に落ち着きがあり、やや明るさを抑えているところが嬉しいポイント。
「シンプルな3針モデル」というスタイリングの幅の広さを損なうことなく、どんなシーンでも着けていくことができる。ターコイズ・ブルー文字盤の時計は、その色味だけで語られることが多いが、ボール ウォッチの場合、優れているのはカラーリングだけではない。機械式時計としての基本性能が、異常に高いのである。
まずケースとブレスレットに採用されている素材は、904Lステンレススティール。これは高級ステンレススティールとして知られる316Lのさらに上のランク。316Lよりもクロム含有率が高く、酸や塩化物の影響を受けにくい。金属アレルギーも引き起こしにくいが、極めて硬質なため、ケースの成形などには特殊な技術が必要となる。
そして搭載されているムーブメント「BALLキャリバーRR1103-C」の精度の高さは、C.O.S.C.認定クロノメーターというお墨付き。機械式時計の大敵である「磁気」に関しては、ミューメタル製のインナーケースでムーブメントを保護することで8万A/mという耐磁性能を実現。磁気帯びの心配も少ない。
さらにこの時計は、暗くなるともうひとつのサプライズが。ボール ウォッチ独自の自発光システム「マイクロ・ガスライト」の強力な視認性の高さは、あらためて説明するまでもないが、このダイアルにセットされている15個の「マイクロ・ガスライト」は、なんとレインボーカラーに光るのである。
素材、精度、機能、あらゆる“時計偏差値”がトップレベルにあるボール ウォッチの優等生が、ターコイズ・ブルーという色気も手に入れたこちらの最新作。これだけの内容で価格は約40万円! 時計高騰化が止まらない昨今、奇跡のような価格設定にボール ウォッチの誠実さを感じるばかりだ。
問い合わせ/ボール ウォッチ公式サイト
文・構成/市塚忠義