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2024.11.08
【ストップウォッチの正しい使い方】基本機能おさらい解説vol.8「動画で魅せる時計図鑑」
特定の経過時間を計測する
【ストップウォッチ(クロノグラフ編)】
セイコー プロスペックス スピードタイマー SBEC009
スポーツ競技の計測に便利な人気メジャー機能
クロノス(時間)+グラフ(記する)の造語で、特定の経過時間を計測するのに便利な「クロノグラフ」。このクロノグラフには「ストップウォッチ」という呼び名もあるが、これら2つに明確な違いはなく、あえていうならクロノグラフは“ストップウォッチ機能をもつ時計”、ストップウォッチはその機能またはスポーツ計測に使う懐中型の計器、ということになるだろう。ここでは「クロノグラフ」に統一して説明していく。
一般的なクロノグラフは、ケースサイドの2時位置と4時位置に2つのプッシュボタンを備え、2時位置がスタート/ストップ、4時位置がリセットの役割を果たす。例えば陸上選手の走行時間を計測する場合、スタートと同時に2時位置のボタンを押し、ゴールと同時にもう一度2時位置を押す。その際、文字盤センターに備わるクロノグラフ秒針(60秒積算計)が示す数値が経過時間となる。さらにもう一度2時位置を押せば計測は再開され、計測をやり直す場合は4時位置のリセットボタンを押せばよい。
また、1分を超える計測は文字盤上にインダイヤルで備わる「30分積算計」に表示され、さらに1時間ごとの経過時間を表示する「12時間積算計」を備えたクロノグラフもある。これら3つの秒・分・時の積算計は連動しているため、長時間の計測でも秒単位まで正確に測れるというわけだ。クロノグラフではインダイヤルのひとつが通常の秒針(スモールセコンド)となるのでお間違えなく。
ストップウォッチの操作方法
【スタート】ケースサイド2時位置のプッシュボタンを押すと計測がスタート。文字盤センターに備わるクロノグラフ針(60秒積算計)が動き出し、経過時間を積算していく。
【ストップ】計測を終了または中断するときは、同じ2時位置のボタンを押すとクロノグラフ針がストップ。計測を再開したい場合は、もう一度2時位置のボタンを押せば針が再び動き出す。
【積算計確認】1分以上の経過時間は、文字盤インダイヤルの30分積算計に表示。このインダイヤル内の針も、文字盤センターのクロノグラフ秒針と連動して常に動き続ける。
【クロノ針確認】計測終了時の経過時間が3分22秒の場合、「3分」はインダイヤルの30分積算計に、「22秒」はセンターのクロノグラフ針により、外周の各インジケーターに表示される。
【リセット】計測終了後はケースサイド4時位置のリセットボタンを押す。センターのクロノグラフ針、インダイヤル内の積算針がいっせいに「0」位置へと戻り、すべてリセットされた状態となる。
〈ブランド解説〉
1881年創業の服部時計店をルーツとし、1892年設立の精工舎で自社生産をスタート。1913年に国産初の腕時計「ローレル」、1960年に「グランドセイコー」を発表するなど、現在に至るまで国産時計を牽引。また、1969年に世界初のクォーツ腕時計「クオーツアストロン」、1999年には機械式とクォーツのメリットをあわせもつ「スプリングドライブ」を発表し、技術開発においても世界をリードする。
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写真・動画撮影/岸田克法
文/岡田隆奈
動画編集/中村重樹(時計Begin)